くらし情報『独占スクープ「映画『デスノート』の最終ページ」 5時間4万字の記録 (10) 集英社との再交渉、日テレドラマ班が先手!? 6冊ルール真相と死神大王の思惑』

2016年10月28日 12:00

独占スクープ「映画『デスノート』の最終ページ」 5時間4万字の記録 (10) 集英社との再交渉、日テレドラマ班が先手!? 6冊ルール真相と死神大王の思惑

みたいな感じで割と好感触だったんです。それで(佐藤)信介監督と基本的な構造をいろいろ考えているうちに、「そういえば日テレのドラマ班も来てますよ」。日テレドラマ班に確認して、初めて連続ドラマ化の検討も日テレ内で進んでいることを知りました。

そういうシンクロニシティ(偶然の一致)があったので、10周年のタイミングで、10年前にできなかったドラマと映画を同時に進められるかも!と思いました。しかし、ドラマ班は「新たな月とLで、原作の最初からやりたい」という意向でした。僕としては「10年後のデスノート」を描くと決めていたので、夜神月は藤原竜也であり、Lは松山ケンイチであるという映画世界の事実は変えられない。なので、パラレルワールドとして、映画と連続ドラマは進めるしかないなと。

ただ、映画公開前に連続ドラマを放送することはマイナスにはならない。
直前だとお客さんは混同してしまいますが、公開予定時期から1年前以上前であれば、別モノとして、しかし「デスノート」という物語の面白さは伝えることができる。10年前を知らない新しい若いファンを掘り起こすことができるだろうと。原作サイドの集英社さんも、既に連続アニメという実写映画とは別次元のコンテンツが存在するので、新しい連続ドラマができることに抵抗はなかった。

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