くらし情報『福士誠治、ONE PIECE×歌舞伎×エース役で三重に驚き!? 飛び込んで気づいた企画の面白さ&歌舞伎のすごさ』

2016年11月10日 11:00

福士誠治、ONE PIECE×歌舞伎×エース役で三重に驚き!? 飛び込んで気づいた企画の面白さ&歌舞伎のすごさ

一番は、絶対に心です。首を回して、ストップモーションで止まるのがいい、ではなくて。お客様を引き付ける何かがないと、やっても見てくれないですし、真似しているだけだと、笑いが出ちゃうのではないかと思います。

ただ僕には、心を出すための器がないので、器を作る努力から始めなければなりませんでした。その上で、すごく綺麗な形を作っても心が入っていなかったら伝わらないですし、少しブサイクな形でも心が入っていれば伝わるのだろうなと。でも難しいですよ。「見ろ!!」ってことですからね。「今僕を見てください!!」と気持ちを込めなければいけない。
――ダンスなどでも、形を習得すれば、自然と個性が出てくるといったお話も聞きますね。

そうですね、よく先輩方も「見得は味だよ、味になってくるよ」と言ってくださいました。「簡単に言いますねえ」と返していたのですが(笑)。基本を知っていてわざと崩せるのが、味なんですよね。何も知らなくてやっていては、芯がなくなってしまうし。もちろん僕には経験としての芯がないので、稽古場で散々鏡の前で練習をしました。稽古しないと、出したい心も出せないですしね。

――"シネマ歌舞伎"では、大画面で舞台の様子が出てくるわけですが、ご自身でご覧になっての感想はいかがでしたか?

シネマ歌舞伎は舞台ありきで出来上がったものですけれど、"ならでは"の映像も魅力だなと思いました。

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