玉木宏、父親になって芽生えた願望「子どもが好きな番組に参加したい」 逆オファーで『シナぷしゅ』出演実現
でも気づかなくてもそれはそれでいいのかなと。物心ついてから知るのも面白いかもしれません」
●育児が俳優業にもプラスに「いい形で還元されると思う」
玉木が演じたにゅうは、「にゅ」で感情を表現するキャラクター。アフレコでは、監督と話し合いながら丁寧に作り上げていったという。
「優しい『にゅ』や何かを発見したときの『にゅ』など、いろんなパターンがありますが、ぷしゅぷしゅに寄り添う気持ちを一番大事にしていました。また、作り手の愛情も観てくれる子どもたちに伝わると思うので、優しい気持ちで声を入れました」
演じながら自身も「優しい気持ちになれた」と回顧。「『シナぷしゅ』の世界観に自分が参加できていることがうれしくて、自分の子どもが見たらどうなるんだろうと想像できる時間がすごく幸せでした」と振り返り、「友達と仲良く助け合いながら過ごしていくんだよというメッセージが伝わればいいなと思います」と願った。そして、「にゅ」だけで表現する難しさを感じつつも、演じ切ったことで一つ自信に。また擬音のみの役が来ても「大丈夫です。
もう1回やっているので」と笑った。
本作では赤ちゃんが安心するような音質も探りながら演じたという玉木。