2017年5月3日 10:00
黒木メイサの"目ヂカラ"受け継ぐ、18歳・山下聖菜の転機 - 桐谷美玲の現場見学で「衝撃」
でも、最初に拍手をもらえた時にすごく楽しいなって。それが今、舞台の楽しさにもつながっていると思います。
○舞台は不安より「ワクワク」
――5月25日から上演される舞台『幻想奇譚 白蛇伝』では、"白蛇の美女・白娘(パイニャン)"という難しい役への挑戦。稽古は始まったんですか?
稽古は4月からです(取材は3月)。出演が決まったことを聞いたのは事務所で、突然だったので何の話なんだろう?と。まさかこんなすばらしい作品に出させていただけるなんて思っていなくて、聞いた時は実感が湧かなかったのですが、数日経って台本を読んだ時に「こんな作品に出させていただけるんだ……」と。
――ポスター撮影でまた気持ちが入ったのでは?
すごく変わりました。本当にすごくきれいな衣装で。
メイクをして撮っていただくうちに、徐々に気持ちも高まっていきました。人間の時はかわいらしさを残して、白蛇の時は色っぽさを意識するように言われました。ちょっと大人っぽい感じになったんじゃないかなと思います。
――演出の菅野臣太朗さんからは、そのほかにどんな指示がありましたか?
原作を意識しつつも、完全なオリジナルとして作るとおっしゃっていたので、原作を観て勉強するというよりは、いただいた台本をベースに考えています。