くらし情報『『オールナイトニッポン』はなぜ50年も続くのか - ニッポン放送制作部長が明かす深夜ラジオの"演出術"』

2017年9月19日 07:00

『オールナイトニッポン』はなぜ50年も続くのか - ニッポン放送制作部長が明かす深夜ラジオの"演出術"

そこでリスナーをつかむために、"トーク3分"のテクニックがあります。リスナーが集中して聴くのは3分が限界です。3分ごとにシーンを変えないと飽きられます。3分も持たないパーソナリティは2時間持たない。リスナーを楽しませる3分を積み重ねて、2時間番組を構成することを目標にしています」

この他にも「話は7割で切る。準備したことを全て話さず、もっと聴きたいと思うところで話を切らないと、聴取分数は伸びない」「選曲は重要。今日しかできない選曲であるかどうかを考える。ディレクターやパーソナリティの思いを伝えるために、曲紹介の際に何を言うかが勝負」「何か情報を得てもらう番組ではなく、パーソナリティを好きだから聴く、が基本姿勢。
パーソナリティを好きにさせる演出こそが成功への道」などと番組演出ノウハウの数々を伝えていった。

また、番組なりのやり方でリスナーへの感謝の気持ちを伝えることも大事だという。「たけしさんの場合は面白い投稿には『バカヤロー、くだらねえな』。これがたけしさんなりのハガキ職人への褒め言葉となり、リスナーもこの言葉を聴きたいがために送り続けてくれていました」

●ライブよりタイムフリーで聴かれる星野源
○編成の"無意味化"が進む可能性

話は『オールナイトニッポン』の今に移る。

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