くらし情報『映像化続く漫画家・いくえみ綾、映画『プリンシパル』の感想は?』

2018年2月26日 11:00

映像化続く漫画家・いくえみ綾、映画『プリンシパル』の感想は?

と考えてもいました。見た目は同じなんだけど、立場も性格も逆になったら、話がどういう風に動くかな? と想像していましたね。たとえば外見は和央だけど、性格が弦というのも、面白かったかな。もしかしたら、そっちの方が良かったんじゃないかと思ったこともありました(笑)。

――苦労された部分などはありましたか?

和央は”黒王子”ぽい性格にした分、少し難しかったというか、迷った部分もありました。優しいことを言うし、実際に優しいんだけど、きついことも言う時は言う。弦はその真逆で、愚直。糸真は、普通に、周りに振り回されつつ、素直な子で。


そういえば、和央は髪型にも迷っていました。雑誌で見たモデルさんの髪型がすごくかわいくて、「これにしよう」と思って決めたのですが、描くのが大変でした。ベタを塗って髪の毛の形を整えて、さらにトーンを貼って、時間がかかる髪型にしてしまいました。

――ちなみにいくえみ先生は、弦派か和央派でいうとどちらでしょうか?

付き合うとしたら、弦の方がいいです(笑)。楽だし、楽しい感じがします。
○ぐちゃぐちゃした心理を考え続けるのは楽しい

――2017年に『あなたのことはそれほど』がドラマ化され、今年は映画『プリンシパル』が公開されますが、実写化が続いていますね。

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