くらし情報『藤ヶ谷太輔、「他人と向き合わない」難芝居挑戦で俳優として飛躍の予感』

2018年3月15日 11:30

藤ヶ谷太輔、「他人と向き合わない」難芝居挑戦で俳優として飛躍の予感

藤ヶ谷太輔、「他人と向き合わない」難芝居挑戦で俳優として飛躍の予感

藤ヶ谷太輔、痩せたなあ~! まず思ったのはそれだ。

舞台『そして僕は途方に暮れる』に主演するにあたり、稽古で3キロほど痩せたそうだ。

気鋭の作家・三浦大輔の演出は、緻密で、リアリティーを求めるものなので、精神的なものかと思ったが、藤ヶ谷の役は、その三浦自身を投影している。三浦はかなり痩せて、影のある風貌をしているので、そこに近づいてしまったのかもしれない。

○BUSAIKU判定でもおかしくない主人公

作家を投影した菅原裕一という役は、自堕落な日々を送っていて、恋人(前田敦子)、親友(中尾明慶)、バイト先の先輩(米村亮太朗)、学生時代の後輩(三村和敬)、姉(江口のりこ)……と次々と頼り、その都度、関わった人たちを怒らせ、怒られたくなくて、問題から向き合うことなく逃げてしまう。

ついには故郷の母(筒井真理子)の元へと逃避するが、そこでもうまくいくわけはなく……逃げ場がなくなったとき、出会ったのは、家を出ていって何年も経つ父親(板尾創路)。この親にしてこの子ありという感じで、父こそ、あらゆることから逃げていた。つまり、逃げまくった末路の見本を目の前にして、裕一はどうするのか……というのがだいたいの流れだ。

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