2018年3月20日 11:30
桐山漣、体の線も原作に近づける"努力"惜しまず挑んだ『曇天に笑う』
空気です。
一つのものを作る上での現場での空気って、絶対に画面に出ると思いますし、自分がそこで閉じてしまったら、相手が僕に対してやりづらいでしょう。現場でムスッとしている人と芝居するときって、余計なことがよぎるじゃないですか。カメラの前に立つことだけが、僕ら役者の仕事ではないと思っているので、スタッフの方も役者同士も、一つのものを作るチームだと意識しています。
●原作に近く努力は惜しみたくない
○なぜか対立するチームとも仲良く
――これは「空気をよくしなきゃ」と思うような時はどういう風に行動されますか?
無理はしないですけど、1人になっている人がいたりしたら巻き込みます。「一緒にごはん食べる?」と話しかけたり。
――今回は完成披露などでも、かなり和気藹々としたチーム感が出ていましたよね。
すごく出ていると思います! 本当に明るくのびのびとした現場で。
僕、「犲」の5人(古川雄輝、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹)のグループLINEにも、なぜか入ってるんですよ(笑)。
――役で考えると、かなり面白いですね。
そうなんです。彼らと撮影したのは、本当に数日間しかないのに(笑)。