くらし情報『白竜、北野武監督と島田紳助さんに導かれた俳優業「逃げ道作っていた」』

2018年5月18日 10:00

白竜、北野武監督と島田紳助さんに導かれた俳優業「逃げ道作っていた」

となるわけですよ。観察していると、日本酒は飲まれるんですが、ツマミはほんの少しだけ。

その時も「この映画はラストシーンが決まれば成功する」とおっしゃっていました。最後に工場でドンパチするシーンを2~3日ぐらい撮ったんですが、ある時からあいさつも返されなくなりました。「粗相でもしたかな」と心配になったんですが、それだけラストシーンに懸けていらっしゃるんだと気づきました。

――『最終章』ではたけしさん演じる大友と、より密接な関係になります。

ラストシーンが変更になったことはご存知でしょ?

――そうなんですか!?

こんなことしゃべったらマズイかもしれないけど、最初は僕が大友を殺すことになっていたんですよ。変更になってホッとしました(笑)。


俯瞰でカメラが上がっていって、大友が倒れる。その後、僕は車に乗って事務所に戻り、張会長に「大友さん、死にました」と報告します。そこは珍しく、3~4回ぐらいNGになったんですよ。僕が何かやらなきゃいけないのかなと思って、間が悪いのかなとか考えたりもしましたが、1度、たけしさんが倒れた時に拝んでみたんですよ。すると、チーフ助監督が「拝まないでください!」

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