鈴川紗由・高石あかり・木戸大聖が思うそれぞれの“色” 初共演も互いに安心感
と気づきました。普段、私はあまり明るいタイプではないので、どうしたらトツ子をかわいらしくて、周りを明るくするパワーのある女の子にできるのかなということを考えながら準備をしていました。
高石:セリフの一つひとつに日常の中から切り取ったものがいくつもあるなと思いました。3人で「アイスクリームどれがいい?」「私、これ!」って選んでいるシーンなど、日常の切り取りがすごく素敵だなと。それがどう絵、色、音になるのかとわくわくしていました。
木戸:アニメーション映画の台本というものを初めて見させていただいたときに、セリフの行間が開いていたりと、普段のお芝居のときにいただく台本との違いに驚きました。読みながらアニメの絵を想像したのですが、「読み切ったときに自分がイメージしているものでは全然足りてなくて、ここに色や音楽が加わるんだろうな」と思いました。僕らが歌を歌ってる部分でも歌詞は書いてありますが、どんな音楽なのかというのは書いていなかったので、普段読んでいる脚本以上に想像がつかなかったです。
○初対面の会話のきっかけは“温度調節”
――3人そろってアフレコすることがほとんどだったそうですが、アフレコ現場の雰囲気はいかがでしたか?
高石:(印象的なのは)