2018年12月6日 06:30
岡田准一、裏では妻夫木聡を「ブッキー」? 同い年の2人、互いへの思い
全然寝ないし、根っからの映像好きな監督です。だから段取りもなしに、「はい、ここから"あれ"がくる、驚く、スタート!」みたいな感じで(笑)。
岡田:こういう大事なシーン(恐怖する岡田)も朝一で撮影してますから!(笑)
妻夫木:細かいつながりについて、「家に入る時、靴どうします?」とか、こっちが聞くところから始まるから(笑)。でも上がりも面白いし、編集もすごいので、岡田くんの言う通り、僕たちはできるだけ空っぽの状態で行って、監督色に染まれた方が、より人物が冴え渡る。それくらい群像劇としてはっきりしているので、余計なことをするよりも、良いのだと思います。
岡田:幸せですよね。
妻夫木:でも今回は、自分以外のシーンを楽しみにしてたところもありました。僕は、松(たか子)さんに会ったの、打ち上げですから。
松さんと電話で話すシーンもあったんですが、全部助監督の声だったので、ほんときつかったです。しかも、電話越しじゃなくてすぐそこにいるから、全然臨場感ない!(笑)
岡田:しかも、わざとなのか、棒読みだったよね。あれ、すごくうまい人だったらやりやすいのかな?(笑)
妻夫木:めっちゃ手抜いてていいから、松さんの声だったら感情を入れやすいんですけど、1回「今俺はこういう世界に入ってるんだ」