くらし情報『小松菜奈、『渇き。』から5年…苦労の末につかんだ「感情移入」』

小松菜奈、『渇き。』から5年…苦労の末につかんだ「感情移入」

●『渇き。』の本音「なぜ泣かないといけない?」

――そうやって、撮影期間は現場にしっかり入り込みたいタイプですか。

そうですね。地方ロケということもあって、他の仕事ができないというのもありますが、撮影がはじまったら、その作品にどっぷりと浸かりたい。しっかり入り込めるので、地方ロケは好きなんです。都内の場合は自宅に帰ってリラックスしちゃって、気持ちも変わってきちゃったりするので。だったら、地方でガッツリ、みなさんと一緒にとことん追い込んでいくのが一番好きです。

――その分、終わった時の喪失感もありそうですね。


めちゃくちゃ寂しいんですよ! 現場ではいろいろな出来事が巻き起こっていたので、みなさんいろいろな思いがあるはずです(笑)。全員で駆け抜けた疾走感というか、達成感をすごく感じました。

――実際に走ってましたもんね(笑)。結構走りました! 最後はみんな吐きそうになって(笑)。1日1日が濃い撮影だったので、いろいろなことが心に残る作品になりました。

○■最近ようやく感じる「おもしろい」

――ちなみに、「演技で蓄積されているもの」と聞いて何を思い浮かべますか? 『渇き。』は長編映画デビュー作となる、「女優・小松菜奈」

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