諸星翔希&田淵累生、令和はチャレンジ! ロックな気持ち舞台にぶつける
諸星:僕も流司くんや万美さんのコメントを読んで、リサーチしたんですよ。けっこう石橋を叩いて渡るタイプなので(笑)。
田淵:僕も読んだ!
諸星:実際、稽古前にリサーチしていたとおり、今までの『ロミオとジュリエット』をぶち壊すし、ロックオペラということで、一人一人のキャラクターも破天荒なんです。でも、稽古を進めるうちにどこか救われる舞台だなというのも感じています。観る人やタイミングによってもニュアンスが変わったりすると思うので、やる側も楽しみですし、観客の方々も絶対楽しいと思います。
――演出の鈴木勝秀さんからは、どんなことを言われているんですか?
田淵:「バカになれ!」
諸星:稽古初日の本読みの時に、途中で「そうじゃない」と止められて、みんなに向かって「バカになれ!」という言葉が出たんだよね。「もっとバカだったんだ、俺ら!」って、ハッとしました。
田淵:「出てくる人物が全員バカだ!」と。
本当にそうなんですよ。
――他の共演者のみなさんともいろいろお話しされているんですか?
諸星:衣裳合わせでコング(桑田)さんにお会いして、「ディカプリオのロミジュリ、観た方がいいよ」と言っていただいて、観ました。