忍野さら、グラビアに挑戦する人が知っておくべき覚悟と挫折「心も丸裸」
と思ったんですが、レースクイーンとして人気も欲しかったのでDVDを出してみたんです。「やるからには」という思いが強いので、レースクイーンとして人気になることをひたすら考えていました。
――レースクイーンからグラビアアイドルに移行したのは、そういうきっかけだったんですね。
2枚目のDVD「Re-Born」がその年のアイドルDVD売り上げで1位になって、レースクイーンをやめて「ここで上を目指そう」と決意しました。
○■グラビアアイドルになって分かったこと
――結果によって、人生の選択が決まっていったんですね。
そうですね。でも、いろいろなことをやりたいという気持ちが強いので、もしかしたら全然違うことをやっていたかもしれません。レースクイーンはバイト感覚でやっていたので、心は普通の女子大生なんです。
グラビアをはじめて、雑誌やテレビに出させていただくようになって、その心が現実についていけてなくて。「テレビで見ていた人だ!」みたいな感じで(笑)。最初は大学に通いながら、レースクイーンとグラビアのお仕事をやっていました。当時は実家に住んでいて、都心から離れていたのであまり寝る時間もなくて。マネージャーさんに毎日怒られてて、今振り返るといろんなことに追い詰められていた時期だったと思います。