2019年9月8日 10:00
板野友美のパブリックイメージとは? 28歳の人生設計「理想は抱かない」
というメッセージは、自分へのメッセージでも?
今はそうでもないんですけど、26歳になった時にすごく自分の今後について考えたんです。いよいよアラサーだなと何となく感じて。女性は仕事を続けながら、結婚して、家庭を持って、出産をして。自分が岐路に立った時に、どういう方向に向かって行きたいかをすごく考えて。やっと仕事でいいところまで来たと感じた時に結婚で仕事を一旦は中断するのか。まだ結婚せずに、仕事を続けるのか。28~30歳ぐらいは、そんなことを考える年齢だと思うんですよね。自分が「やりたいことに突っ走って大丈夫」という応援歌は、自分自身にも刺さるし、やっぱり一度きりの人生だから悩んでるだけじゃなくて、「楽しんでいこうよ」みたいな後押しになる言葉があってもいいかなって。
●理想ではなく「みなさんがどう感じたのか」
――確かに、悩んでいる人にとっては救いにもなる言葉です。
結婚を選ぶ人、出産を選ぶ人、仕事を選ぶ人……自分と似たようなタイプが近くにいなかったら、「一人で戦う瞬間」があると思うんです。みんな、結婚や出産のタイミングが同じになるわけではないので、一人で悩んでしまう。だからこそ、そういう女性の応援歌になったらいいなと思って書きました。