タレントの森脇健児(57)が、4日放送のABC『これ余談なんですけど…』(後11:17)に出演。絶頂期の年収から、干された説まで赤裸々に語っていった。久本雅美から「なんで干されたん?」と率直に向けられた森脇は「事件あります?事故あります?スキャンダルあります?自然におもんないのがバレてった(笑)」と自虐を交えてコメント。おもむろに立ち上がり「ここ、笑ってや。笑ってくれなさみしいところやで」と笑わせた。さらに、人気絶頂だった25歳の時を振り返りながら「びっくりするで。僕、早かったから。夢がMORI MORI、笑っていいとも!とかいってるから。年収でいうたら、25歳で1億円ありました。マンション、5年ローンで買いましたよ」としみじみ。「30歳でバーン(番組が)なくなって、レギュラー12本が0や。急に来んねんて。何にもないけど、世の中が向かい風になるわけよ」とかまいたちに説いていた。
2024年09月05日2025年6月に三越劇場にて、『花嫁-娘からの花束-』が上演されることが決定した。『花嫁』は、直木賞作家としても知られる脚本家の向田邦子が、『渡る世間は鬼ばかり』をはじめ数々の名作を世に送り出したプロデューサー石井ふく子からTBS日曜劇場への書き下ろしを依頼されて執筆し、昭和52(1977) 年1月に放送されたドラマ。好評を博した『花嫁』はその後も度々テレビドラマ化、舞台化が繰り返され、その都度時代設定を置き換えながら、東京・上野池之端の下町を舞台に変わることのない日本の家族像を丹念に描き出してきた。令和では初上演となる本公演では、久本雅美が主人公の片倉ちよを演じる。ドラマでは市川翠扇、赤木春恵、奈良岡朋子、泉ピン子、舞台では山岡久乃、草笛光子、高橋惠子とこれまで数々の名優が演じてきたが、向田邦子作、石井ふく子演出の作品に初登場の久本がその系譜に名を刻む。また、共演には羽場裕一、小林綾子、丹羽貞仁、上脇結友、瀬戸摩純など、いずれも舞台経験豊富かつ華やかな顔ぶれが揃った。【あらすじ】夫の七回忌。還暦を過ぎた片倉ちよは、漠然と今後の人生をどう過ごすべきかを考えていました。法事に集まった家族たちも母の身の振り方や実家の立ち退き料はどうなるのかなどその動向が気になる様子。そこへ突然舞い降りてきた母親への縁談に皆が揺れ動きます。ちよは息子や娘たちの心遣いに感謝しつつ、本当の思いを明らかにし……。<公演情報>『花嫁-娘からの花束-』作:向田邦子演出:石井ふく子出演:久本雅美、小林綾子、上脇結友、瀬戸摩純、丹羽貞仁、羽場裕一 他【日程】2025年6月会場:東京・三越劇場他 全国公演予定
2024年08月27日お笑いタレントの久本雅美(66)が23日、自身のインスタグラムを更新。「わちゃー、えらいこっちゃーーーーー!!!!」と“緊急事態”を報告した。久本は「とうもろこしに、かぶりついたら、差し歯取れてしまったーーーー絶賛舞台稽古中」と取れた差し歯を手に、茶目っ気たっぷりに紹介した。SNSからは「取れた差し歯見せてくれるなんて、さすがです」「声出して笑った」などといった感想が相次いで寄せられている。
2024年08月24日お笑いありミュージカルあり下ネタありといった、あらゆるエンターテインメントを詰め込んだ劇団「WAHAHA本舗」が今年40周年を迎える。同劇団は40周年を記念して「WAHAHA本舗40歳記念全体公演『シン・シンワハハ 40』」を開催。9月28日から10月6日まで東京「シアターサンモール」で公演を行ったあと、宮城、青森、兵庫、岡山、広島、高知、愛媛、熊本、福岡、長野、愛知、群馬、富山、新潟、大阪を駆け巡る。今回は久本雅美さん、梅垣義明さん、WAHAHA本舗の座長であるポカスカジャン・大久保ノブオさん、同劇団の主宰・演出家の喰始さんに記念公演の意気込みや劇団設立当初のお話をインタビューマン山下が聞きました。■当初、マチャミは美少女役だった!――1984年に開催された第1回公演はどんな内容でしたか?久本:当時は今と違ってストーリー性があったんですよ。喰:超能力者がいっぱいいる農村が舞台で、久本はその村の美少女の役。――美少女?ではちゃんとしたお芝居で下ネタとかは当時はなかったということですか?久本:下ネタはある。――あるんですね(笑)。スタート時から……。喰:あるんだけど周りがやってて久本にはやらせなかったの。僕は久本をワハハの原田知世だと思ってたから。――ちょっと待ってください!(笑)大久保:そこ食いつく!(笑)梅垣:止めたい気持ちになるね。久本:最初の頃はかわいい役が多かったのよ。喰:でも5か6回目のときにストーリーは無しで忘年会的なバラエティショーをやりたいとなって。それでやったら当たって、そっから先はそっちに変わっちゃたの。――具体的にはどんなショーをやってたんですか?梅垣:久本と柴田(理恵)の着ぐるみの衣装のデザインが女性器だったネタがありましたね(笑)。――女性器を擬人化したネタということですか。久本:そうそう。だから好き嫌いが激しい劇団だったのよ(笑)。でもね、みんなワハハは下ネタばっかりやっている集団だと思っているけど、そうじゃない。例えば裸スーツ(裸に見える全身タイツ)の衣装はどっから見ても裸に見えるんだけども、その裸スーツを着てル・バルのかっこいい音楽で男女が踊るとか、ちゃんとアイデアがあるんです。ただ単に下品な言葉を〇〇!って叫んでるわけじゃないんですよ。ここが大事なの。――かっこいい曲を流してギャップの笑いを生み出しているんですね。久本:他にも真っ裸で殺陣をやっていく『裸侍』。裸だけどどんな立ち回りをしても局部は絶対に見せないというところでみんなが大笑いする訳ですよ。■「股間を向けた相手がおじだった」――緊張と緩和が笑いを生むんですね。ワハハは変った公演もやってましたよね。久本:「浅草花やしき」を貸し切った公演をやりました。喰:綱渡りをやるときバランスをとるために長い棒を持ってるじゃないですか。それを梅垣がジェットコースターのレールの上をバランスの悪い棒を持たされて歩くというのをやったりしました(笑)。――今だったらできないかもしれませんね(笑)。喰:後は「SMお神輿」というのをやりました。男性陣が「ワッショイ、ワッショイ」って神輿を担いで、その上にSM嬢の衣装を着た久本と柴田が乗って「お前ら!」ってムチでバシバシやって園内を練り歩くというのとか。――ディズニーランドでいうエレクトリカルパレードみたいなことですね(笑)。若手時代に失敗した経験はありましたか?久本:「スーパーカスガール」というキャラですね。ババシャツとステテコの上に両方の胸におちょこ、股間にはひょっとこのお面を付けて客席に降りて行って『ひょっとこ取って!』って言って。お客さんがお面を取ったら股間に風車が付いてるの。それをお客さんにフー!って吹かせるんです。それを大阪公演の時に「ひょっとこ取って!」ってお客さんに言ったら、それが久本家の長男のおっちゃんやったんですよ。ヤバ――!と思って、急遽向きを変えて違う人にやりました(笑)。――下ネタを身内に見られるのは恥ずかしいですよね。久本:公演が終わった後にウチの母が「せっかくおっちゃんが見に来てくれたんやから、電話してお礼を言いなさいよ」って。それで電話して「おっちゃん今日はありがとうな。どうやった?」「よう女であんだけ頑張ってたな」「ありがとう。おっちゃんまた見に来てな」「いや、もう二度と行かん」って(笑)。――おじさんも恥ずかしかったみたいですね(笑)。久本:後は女囚漫才というネタがあって。そのネタは笑いを取ったら刑が軽くなるという設定で女囚の私たちは看守に向かって毎日ネタをやらないといけないの。私もいろんなことを考えてたんやけどネタに詰まってて。それで思い切って服を脱いで乳首を両手でつまんで「コーヒー豆!」ってやったんですよ。そしたらお客さんがシーーン!ってなって。しかもその客席にウチの母親と弟の嫁が見に来てたんですよ(笑)」――うわー!最悪ですね。久本:公演後に母親と弟の嫁が楽屋挨拶に来て私が「ありがとうね」って言ってる時に喰さんが来たんですよ。それで私は普段はこんな下ネタをやってないことにしたくて「こんなんやったの初めてですよね?」って言ったら喰さんが「こんなん毎日やってますよ」って。そしたら弟の嫁が涙目になって「お姉さん、女を捨ててよう頑張ってはる」って(笑)。■「今もネタを考え続けている」――そういった恥ずかしさは吹っ切れて行くもんなんですか?久本:吹っ切れましたよ。それはしゃあない。喰:その時代はね。女性が笑いを取るのに照れたり女を出したらダメだったんですよ。男はその時代からすでに笑いのためにケツ出したりしてましたが女性ではいなかったんです。その先陣を切ったのが久本。――そういった久本さんの下ネタを周りの男性劇団員はどう見てたんですか?梅垣:ひょっとこやコーヒー豆のネタを話で聞くと下品に聞こえるかもしれないけど、やっぱり演じ切ってるというのがあるから下品に思わないんですよね。久本雅美という女性がやっているわけではなくて舞台に上がるとまた違うキャラクターに見えるから面白いですよ。――最後に「シン・シンワハハ 40」の見どころを教えてください。喰:全部新作です。今回は久本の七変化じゃないけど短いキャラクターネタをかなり多くちりばめたいなと。――それは久本さんが新ネタを考えないといけないということですよね久本:はい。毎回ですよ。――大御所になった今でもネタを考えているんですね。久本:今だに考えてるよ。でもね、それが自分の宝になるんです。トークネタだったらバラエティ番組でも生かせるし、でも下ネタのときはいっさい生かせられないんですけどね(笑)。(取材・文:インタビューマン山下)
2024年06月28日俳優、歌手として活躍する中村雅俊が2日、東京・明治座でこの日初日となる『中村雅俊芸能生活50周年記念公演』の取材会に、コロッケ、久本雅美、林翔太、土生瑞穂、小川菜摘、松田悟志、玉野和紀、田中美佐子と共に出席し、カンパニーの魅力を語った。本公演は、昭和歌謡音楽劇とコンサートによる二部構成。第一部の『どこへ時が流れても~俺たちのジュークボックス~』は、登場人物の心情を昭和歌謡で表現しながら、笑いがありつつもホロっと泣けるような温かみのある物語を書き下ろした新作音楽劇。第二部は『MASATOSHI NAKAMURA LIVE -look back with smile , look ahead with pride.-』と名付けられたコンサートで、中村のヒット曲を中心としたライブで構成されている。約1カ月の稽古を経ての初日。中村は「試行錯誤しながらの時間でした」と語り、芸能生活50周年というキャリアを重ねてきたが「やっぱり緊張します。ベテランゆえのプレッシャーと言うか、ピークだった時代を下る感じ。ある意味で戦いという言葉の方が正しいかもしれません」と率直な胸の内を語る。中村の口から“緊張”という言葉が出ると、久本は「まったくそんな風には見えない」と突っ込みを入れ「とにかくおしゃべりで、まったく普段と変わらない。稽古よりもトークの方が長いくらい」と通常運転で臨めていることを強調する。コロッケも「とにかくよくしゃべりますよね。でも座長が朗らかで明るいから、全体がとてもいい雰囲気になります」と頼れる存在であることを明かす。さらに久本は「雅俊さんは学生時代からテレビで観ていた大スターであり私の青春でした。憧れの雅俊さんの50周年記念公演に出させていただけるなんて感謝の気持ちでいっぱいです」と語ると、コロッケも「中学生時代から憧れていた方。当時新聞配達をしていたのですが、雅俊さんがドラマで着ていた服を真似して僕も着ていました」とエピソードを披露するなど、共演者たちが中村の50周年公演に向けて熱い思いを吐露する。そんな中村にとって、共に稽古を重ねたカンパニーの面々は力強い存在だという。中村は「本当にすごいメンバー。皆さんが台本よりも何か良いものにしようという意識が高い。そのおかげで素晴らしいものができたと思います」と自信をのぞかせると「そんなプロ意識が詰まった舞台がスタートします。ぜひ楽しみにしてください」と語っていた。
2024年06月02日●年齢と経験重ね「一作一作を大事にしようという思いがより強く」1981年に芸能活動をスタートさせ、65歳の今も舞台やテレビでパワフルに活動している久本雅美。6月2日~18日には、東京・明治座で上演される『中村雅俊芸能生活50周年記念公演』に出演する。中村のファンで出演に大喜びしている久本にインタビューし、同舞台への意気込みを聞くとともに、仕事への思いや自身の転機、そして今後の抱負など話を聞いた。『中村雅俊芸能生活50周年記念公演』では、昭和歌謡音楽劇『どこへ時が流れても~俺たちのジュークボックス~』を上演。中村扮する星川誠がマスターを務める宮城県の田舎町にあるカフェが舞台の物語で、コロッケ、小川菜摘、田中美佐子らも出演する。久本は「青春時代に雅俊さんのドラマを見て元気や勇気をもらっていました。その雅俊さんの50周年記念という記念すべき公演に呼んでいただき、感謝と感動しかなかったです。光栄です」と感激。カフェの看板娘・田中小百合を演じるが、「小百合さんはマスターのことが大好きで、看板娘として支えていこうという、乙女心があって健気で真っすぐな人。それがうまく表現できればいいなと思っています」と意気込む。自身と小百合は「皆さんに喜んでもらおうというサービス精神が似ている」とのことで、サービス精神は「小さい頃から強かった」と振り返る。「小学校の高学年の時にドリフターズが全盛で大好きで、自分でコントを書いて仲のいい友達を集めて練習し、先生や生徒の前で披露していたので、同級生からは『変わってない』と言われます。『人としゃべっていても、5人より10人、10人より15人になったらどんどん面白くなる』って(笑)。小さい頃からそういう人でした」子供の頃から人を楽しませることが大好きで、それがそのまま仕事に。芸能界の仕事は天職だと感じているようで、「ありがたいですね。笑ってもらってなんぼだと思っているので、あの人を見たら元気になる、あの人を見たら嫌なことが吹っ飛ぶという人間であり続けたい」と語った。久本は1981年に劇団東京ヴォードヴィルショーに入団し、1984年に柴田理恵や佐藤正宏らとともにWAHAHA本舗を設立。女優の活動に加え、バラエティ番組でも才能を開花させ、お茶の間の人気者として活躍を続けている。「東京に出てきて、劇団に入って、劇団を立ち上げ、その頃は力がないから四苦八苦しながら舞台を作っていて、よく泣いたり笑ったりしていましたが、がむしゃらだったなと思います。やる気はあるけど空回り。みんなで酒を飲みながら、面白くするためにどうしたらいいのか寝ないで考えるという、情熱の塊でした」がむしゃらさは変わらず持ちつつ、年齢と経験を重ねて周りのことが見えるようになったそうで、「今の自分があるのは皆さんのおかげだと思うようになり、周りに対する感謝の気持ちが増えました」と語る。また、「一作一作を大事にしようという思いがより強くなった」という変化も。「生涯チャレンジ精神と向上心は保ち続けていくつもりですが、この年齢になると『あとどれぐらいこの世界にいられるのかな』『やり残したことは何だろう』と考えるようになりました。生涯現役であり続けたいというのが私の夢ですが、オファーあってなんぼの世界ですから、お仕事をいただけること自体が感謝ですし、100%の力でお応えしていこうと。より深く一個一個を大事にしようと思うようになりました」●原点は「舞台」 テレビでの相乗効果も実感「両輪あっての自分」第一線で活躍し続ける秘訣を尋ねると、「人に恵まれているというのもあると思いますし、一作一作を自分の納得いくものにする、あるいは喜んでもらえるものにするために、妥協せずにやってきたというのもあると思います」と回答。「妥協せず面白いものにするんだというエネルギーの延長で、またオファーをいただいたり、次につながっているんじゃないかなと思います」と分析する。妥協せずに走り続ける原動力はやはり、「人に喜んでもらいたい」という気持ちだ。「お客様が喜んでくれている姿が私の原動力です。喜んで拍手してくれたり、笑ってくれている姿を見ると、逆に私のほうがエネルギーをいただくんです。『ありがとうございます! 頑張ります!』って」また、活動していく中で「人と比べない」ということも大切にしているという。「人と比べると卑下したり、マイナスなことを考えてしまうので、比べるんだったら昨日の自分と今日の自分を比べるという生き方をしたいなと。若い頃は人と比べてしまうことがありましたが、自分に力をつけない限りは何も変わらない。評判・評価の世界なので、そこに引っ張られそうになるときもありますが、自分を鍛えて自分らしく輝いていけたらと思います」43年間の活動を振り返って大きな転機になったと感じていることを尋ねると、舞台とテレビの両方をやり続けていくと覚悟を決めたタイミングがあったと明かした。「テレビの仕事をたくさんいただくようになったときに、テレビの仕事が落ち着いてからまた舞台に戻ろうかなと、弱気になっていた時期がありました。そんなときにうちの劇団の若手の舞台を見に行って、全力でお芝居してお客様に笑ってもらおうとしている姿を見て大感動し、ボロボロ泣いてしまって、原点を忘れていたなと。私は舞台が原点であり、両輪があっての自分だと思い出しました。テレビにしばらく身を置こうと思ったのは逃げだと思い、逃げちゃいけない、両方やり切るんだと腹に決めたのが大きな節目だったと思います」舞台も続けていくと覚悟を決めてから、ブレずに両立させてきた久本。「舞台を毎年やり続け、本当に休まなかったです」と述べ、「舞台は私の骨格です」と語る。そして、舞台の醍醐味として観客の“生の反応”が大きいと言い、「稽古中にどれだけ一生懸命悩んで考えて面白く膨らませていくか、その過程が面白いですし、幕が開くとお客様の反応で正解か不正解かわかる。不正解だなと思ったらすぐ変えてみたり、お客様のダイレクトな反応で力をつけさせてもらえるというのは舞台ならではの醍醐味だと思います」と語る。舞台での経験はテレビにもプラスに。逆にテレビでの経験も舞台に生きているという。「舞台で作り上げた笑いは宝としてあり、自分の血肉となってバラエティにも生きていると思いますし、バラエティにはバラエティの達人がいて、笑いの取り方などとても勉強になります。本当に相乗効果だなと感じていますし、私は両方やっていかないと気が狂うと思います。両方をやっていくことで精神やチャレンジのバランスが取れているので」●力不足を感じて落ち込むことも 「もっと力をつけよう」と日々努力第一線で長く活躍し続けている久本だが、いまだに力不足を感じて落ち込むこともあるという。「『うまくできなかったな』『力不足だったな』と思うことなんて全然ありますよ! この世界は正解がなく、一か八かで戦っているので、『あ~今日はダメだったな』と。そういうときは友達と会って、一緒にお酒を飲んだりしながら話を聞いてもらって励ましてもらう。これが一番です!」そして、「落ち込みますが、『もっと力をつけよう』『自分を変えていこう』と思うからこそ、やめられないんでしょうね」と、自分に満足することなく日々努力を続けている久本。『中村雅俊芸能生活50周年記念公演』も大きな経験になるのではないかと期待している。「雅俊さんがやってよかったと思ってもらえる舞台にしたいという思いですが、個性ある役者さんばかりなので、皆さんとご一緒できるというのは自分にとって宝になると思います。自分の劇団などではありがたいことに主役をやらせていただく機会もあるのですが、脇役として主役を盛り上げるのも面白いんですよね。その経験は必ず力になると思いますし、引き出しが増えるのではないかなと楽しみです」今後も変わらず舞台もテレビも続けていくつもりだ。「目指すは黒柳徹子さんです! 黒柳さんみたいに一つの番組を持ちながら、舞台もやり続けるというのは、すごく贅沢ですし、本当に尊敬しています。黒柳さんに会うことが一つのステイタスになっているというのはすごいことですよね。私もテレビの世界でも自分の居場所があった上で、舞台と両輪でやっていけたら最高だなと思います」自身が50周年を迎えるのは7年後。「7年後は73歳なので、今の雅俊さんの年齢に。願わくは私も50周年記念の座長公演ができたらうれしいです。それができることを目標に頑張ります!」と気合を入れた。最後に、ファンに向けて「私はいつまで経っても“生涯青春”“生涯現役”で頑張っていきたいと思っています。年齢を経たら経たなりの輝きが出るように日々チャレンジしながら力をつけていきたいと思うので、そんな私も見ていただけたらと思っています!」とメッセージ。さらに、「私が青春時代に憧れ、50年もこの厳しい世界で輝き続けている中村雅俊さんとご一緒できることが本当に光栄に思っていますし、生き方も演技も学ばせていただきたいと思っています。『楽しい舞台にするしかない!』という情熱を持っている方たちの集まりなので、必ず面白いものになると思います。ぜひ見に来ていただけたらうれしいです」と呼びかけた。■久本雅美1958年7月9日生まれ、大阪府出身。1981年に劇団東京ヴォードヴィルショーに入団し、1984年に柴田理恵や佐藤正宏らとともにWAHAHA本舗を設立。舞台を中心に、ドラマや映画にも出演。『今夜は最高!』『オレたちひょうきん族』『志村けんのだいじょうぶだぁ』『笑っていいとも!』をはじめバラエティ番組でも活躍し、現在は『秘密のケンミンSHOW極』『ヒルナンデス!』などにレギュラー出演している。
2024年05月25日ものまねタレントのコロッケが9日、都内で行われた『中村雅俊芸能生活50周年記念公演』製作発表会見に、中村雅俊、久本雅美、林翔太、土生瑞穂、小川菜摘、松田悟志、玉野和紀、田中美佐子とともに登壇した。中村雅俊が今年6月に芸能生活50周年を迎えることを記念した公演が、東京・明治座にて6月2日~18日に上演される。同公演は、昭和歌謡音楽劇とコンサートの二本立ての構成。第1部の『どこへ時が流れても~俺たちのジュークボックス~』は、中村の楽曲と同名タイトルの新作音楽劇で、登場人物の心情を昭和歌謡で表現した笑って泣ける物語に。第2部のコンサート『MASATOSHI NAKAMURA LIVE look back with smile , look ahead with pride. 』は、中村のヒット曲を中心としたライブで、記念すべきステージならではの演出を盛り込んでいる。コロッケは「自分は中村雅俊さんのことがすごく好きで、中学校のときに新聞配達をやっていたのですが、そのときに『俺たちの旅』で中村雅俊さんが着ていらっしゃったフィールドジャケットを買ったんです。憧れて。下駄も履いておりました。ベルボトムのラッパズボンもはいていました。ラッパズボンがこんなに似合わないんだということも気がつきました」と中村のドラマでの衣装をマネしていたことを明かした。続けて、「『俺たちの旅』は、友達とは一生付き合っていけるものであるとか、いろんな教えをいただいたドラマなので、今回一緒にやらせていただけることを本当に心待ちにしていました」と中村との共演の喜びを述べ、「皆さん気になっているのが、雅俊さんのモノマネはどうするんだろうということ。いろんな形で皆様に面白いものを、物語の邪魔にならないようにやらせていただきたいと思っています」と意気込み。中村のモノマネもやる予定とのことだが、「難しいです」と話していた。
2024年05月09日タレントの久本雅美が9日、都内で行われた『中村雅俊芸能生活50周年記念公演』製作発表会見に、中村雅俊、コロッケ、林翔太、土生瑞穂、小川菜摘、松田悟志、玉野和紀、田中美佐子とともに登壇した。中村雅俊が今年6月に芸能生活50周年を迎えることを記念した公演が、東京・明治座にて6月2日~18日に上演される。同公演は、昭和歌謡音楽劇とコンサートの二本立ての構成。第1部の『どこへ時が流れても~俺たちのジュークボックス~』は、中村の楽曲と同名タイトルの新作音楽劇で、登場人物の心情を昭和歌謡で表現した笑って泣ける物語に。第2部のコンサート『MASATOSHI NAKAMURA LIVE look back with smile , look ahead with pride. 』は、中村のヒット曲を中心としたライブで、記念すべきステージならではの演出を盛り込んでいる。久本は「私は中村雅俊さんの大ファンで、高校の時に『俺たちの旅』とか見て、最後に出てきたいい言葉を全部書き写してノートにためていたぐらい感動させていただいた。そんな方の50周年の舞台に出させていただくというのは本当にありがたく光栄に思っています」と笑顔でコメント。同舞台でカフェの看板娘を演じるが、「看板娘として花を添えられるように、お役に立てるように頑張って参ります」と意気込んだ。
2024年05月09日元櫻坂46の土生瑞穂が9日、都内で行われた『中村雅俊芸能生活50周年記念公演』製作発表会見に、中村雅俊、コロッケ、久本雅美、林翔太、小川菜摘、松田悟志、玉野和紀、田中美佐子とともに登壇した。中村雅俊が今年6月に芸能生活50周年を迎えることを記念した舞台が、東京・明治座にて6月2日~18日に上演される。同公演は、昭和歌謡音楽劇とコンサートの二本立ての構成。第1部の『どこへ時が流れても~俺たちのジュークボックス~』は、中村雅俊の楽曲と同名タイトルの新作音楽劇で、登場人物の心情を昭和歌謡で表現した笑って泣ける物語に。第2部のコンサート『MASATOSHI NAKAMURA LIVE look back with smile , look ahead with pride. 』は、中村雅俊のヒット曲を中心としたライブで、記念すべきステージならではの演出を盛り込んでいる。土生は「家族も大ファンなぐらいの中村雅俊さんの50周年記念という素敵な公演に私も参加していいのだろうかという気持ちと、豪華な皆さんとご一緒するということで、緊張で眠れぬ夜を過ごしているぐらい本当にうれしかったです」と心境を告白。自身が演じる役について「かわいがられて甘やかされるようなキュートな女の子」と紹介し、「皆さんの背中を見て良いところをしっかり盗んで、千秋楽まで精いっぱい頑張りたいと思います」と意気込んだ。
2024年05月09日『中村雅俊芸能生活50周年記念公演』製作発表会見が9日、都内で行われ、中村雅俊、コロッケ、久本雅美、林翔太、土生瑞穂、小川菜摘、松田悟志、玉野和紀、田中美佐子が登壇した。俳優、歌手として、長きにわたり第一線を走り続ける中村雅俊が、今年6月に芸能生活50周年を迎える。その集大成ともいえる記念舞台が、東京・明治座にて6月2日~18日に上演される。同公演は、昭和歌謡音楽劇とコンサートの二本立ての構成。第1部の『どこへ時が流れても~俺たちのジュークボックス~』は、中村雅俊の楽曲と同名タイトルの新作音楽劇で、登場人物の心情を昭和歌謡で表現した笑って泣ける物語に。第2部のコンサート『MASATOSHI NAKAMURA LIVE look back with smile , look ahead with pride. 』は、中村雅俊のヒット曲を中心としたライブで、記念すべきステージならではの演出を盛り込んでいる。中村は、デビューからの道のりを振り返り、「いろんな出会いがあって、振り返るといい思い出ばかり残っています。出会いに感謝しています」としみじみ。「そんな中で、今回このような依頼がありまして、50周年の節目ということで、こんな豪華な皆さんと一緒に仕事ができる喜びを噛みしめながら素晴らしい舞台を作り上げたいと思っています」と意気込んだ。また、50周年を迎えた心境について、「50という数字は半世紀。『俺ってよくやってきたな』と初めて思いました。それと同時に、この先って意外と短いなと。限られた時間をどうやって生きていくんだという自問自答がありました。でも本当に50年やってきた自分を褒めたいという思いがあります」と語った。
2024年05月09日小春日和となった11月23日の昼ごろ、都内の住宅街を沈痛な面持ちで歩いていたのは久本雅美(65)。迎えの車に乗り込んだ彼女が向かった先は、創価学会の東京戸田記念講堂だった。「この日、11月15日に亡くなった創価学会名誉会長・池田大作氏の学会葬が行われました。会場では池田氏の生涯をたどる映像が流されました」(全国紙社会部記者)東京戸田記念講堂の収容人数は約4千人。この会場に参列したのは、主に創価学会の“幹部クラス”に属する学会員だったという。創価学会に詳しいジャーナリストの乙骨正生さんは次のように語る。「久本さんは、創価学会の『芸術部』の副部長を務めています。テレビタレントとして活躍する久本さんのことを、生前の池田名誉会長は高く評価していました」好感度No.1タレントに君臨したこともある久本だが、20代のころは仕事もなく、生活に苦しんでいた。そんなとき、友人に誘われて入会したのが創価学会だった。入会後ほどなく、タモリが司会を務める『今夜は最高!』(日本テレビ系)のレギュラー出演が決まり、「この信心はすごい!」と確信したという。その後、久本にとって運命的な瞬間が訪れる。’92年1月、創価学会の新春幹部会の席で漫才を披露したのだ。当時の様子を、創価学会のPRビデオ『すばらしきわが人生Part2』の中でこう振り返っている。《終わってホッとしていたら、池田先生に『おもしろかったね』と開口一番におっしゃっていただいたんです。うれしくて、感動で、涙が出て。(略)信心してよかったな、先生と会えて本当によかったと思いました。そういう原点の日を先生に作っていただいて――》このとき《先生の弟子として恥ずかしくないように》と思いを新たにしたという久本。’90年代中ごろからレギュラー番組も増え、マチャミの愛称でお茶の間人気を高めていく。同時に、創価学会が支持母体である公明党の選挙運動にも尽力してきた。最近では旧統一教会の問題に端を発し“宗教と献金”や“政教分離”の議論が進んでいるが、創価学会もそうした指摘を受けた過去がある。「久本さんの存在感は芸術部に所属する芸能人の中でもトップクラス。創価学会のイメージアップに彼女がはたしてきた役割は極めて大きいでしょう」(乙骨さん)学会葬の翌日には、金曜レギュラーを務める『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)に出演、おなじみの明るい笑顔を見せた久本。“先生に漫才を捧げたあの日”を心のよりどころに、マチャミの芸人人生は続いていく――。
2023年11月28日WAHAHA本舗全体公演『シン・ワハハ』が6月22日(木)から東京・なかのZERO大ホールで開幕する。出演する久本雅美と柴田理恵が会見に臨み、本公演の見どころを解説した。公演のポスターには、赤塚不二夫が生み出した「カオルちゃん」の姿があるが、柴田によれば「赤塚先生のキャラクターを自由に使っていいよというお許しが出たので、いろいろなキャラクターが登場する〈赤塚歌舞伎〉をやります」。久本は「ニャロメ」で、柴田は「バカボンのパパ」を演じるといい、「ナレーションは片岡愛之助さんですが、WAHAHAの歌舞伎ですから。見得を切るなどしつつ、キャラクターショーになりそうです」(久本)。そのほか見どころとして2人が挙げたのは〈漁村パフォーマンス〉。以前、農村を舞台に、四季の移り変わりをコンテンポラリーダンスで表現したことがあるが、今回は漁村が舞台だという。「うちの劇団は台本がないので、(主宰の)喰さんがアイディアを出しながら、みんなで作り上げていくんです。私たちは今、苦戦しているところですが、喰さんの中ではもう完成しているみたい。今までもそうやってやってきたので、必ず幕が開くまでには形にします」(久本)。ちなみにWAHAHAと言えば、下ネタがふんだんに盛り込まれているのが特徴的。今回も下ネタがあるのか尋ねると「あるに決まってるじゃないですか。愚問です!」と久本は笑い、「感動的なものから、テレビではできないような下ネタまで織り交ぜてお届けするのがWAHAHAですから」と話す。往年のファンも多いが、今回初めてWAHAHAを観る人へのメッセージを求めると、柴田は「恐れるな!と伝えたいです(笑)。変化していく劇団も多いですが、WAHAHAは40年前と変わらず馬鹿なことをやり続けている。日常生活の中でいろいろあったとしても、私たちの姿を見て『こんな人たちがまだいるんだ』とほっとできるんじゃないかな。老若男女楽しんでいただけるように頑張っているので、安心して来てください」。そして久本は「好きか嫌いかははっきり分かれるとは思いますが(笑)、心軽やかに来ていただければ。決してイケメンやキレイな人がいるわけでもないですが、不器用な人の一生懸命な姿を見て、ぜひ明日への活力にしてもらえたらと思います」と語った。東京公演は6月25日(日)まで。ほか全国10ヶ所で公演予定。取材・文:五月女菜穂
2023年06月19日明治座創業150周年記念前月祭『大逆転!大江戸桜誉賑』(だいぎゃくてん!おおえどかーにばる)が3月4日(土) に明治座で開幕。5日(日) 昼公演のカーテンコールでは出演者による挨拶が行われた。本作では、負けず嫌いで意地っ張りな殿様・亀井御門守(松平健)と、裏長屋に住む傘屋の町人の万吉(コロッケ)が大喧嘩。お互い「できるものならやってみろ!」と、殿様は傘屋、傘屋は殿様と入れ替わることに。そんな中、万吉の女房・お玉(久本雅美)は、御門守の息子で今は勘当され浪人となっている秀宗(荒木宏文)に一目惚れしてしまう。一方、早々に長屋の住人と打ち解けた殿方の奥方であるお琴の方(檀れい)には、誰にも言えない秘密があり……。左から)久本雅美、コロッケ、檀れい、松平健松平は、「3月は、明治座創業150周年記念前月祭。名の通り、お祭りでございます、カーニバルでございます。この時代劇、いろんな趣向を詰め込んだ、おもちゃ箱みたいなものでございますが、皆様お楽しみいただきましたでしょうか?檀さん、コロッケさん、久本さんと、それぞれ各地で座長として活躍されてる方々でございますが、この明治座創業150周年ということで、こうして、一緒に舞台を創り上げることができました」とコメント。松平健また檀は、この日開催された「東京マラソン2023」にちなみ、「この作品の舞台裏、本当に毎日マラソンしております。スタッフ、キャスト一丸となって、さらにさらに千穐楽に向けて、素敵な作品になるよう日々精進していきたいと思います。1度ならず、2度、3度と、この明治座に足をお運びいただければ嬉しいです」と意気込みを語った。檀れい『大逆転!大江戸桜誉賑』は、3月28日(火) まで同所で上演される。■亀井御門守役:松平健 コメント全文本日はご来場いただき誠にありがとうございます。3月は、明治座創業150周年記念前月祭。名の通り、お祭りでございます、カーニバルでございます。この時代劇、いろんな趣向を詰め込んだ、おもちゃ箱みたいなものでございますが、皆様お楽しみいただきましたでしょうか?檀さん、コロッケさん、久本さんと、それぞれ各地で座長として活躍されてる方々でございますが、この明治座創業150周年ということで、こうして、一緒に舞台を創り上げることができました。色んな個性の若手も、若くない人もおりますが、みんなで創り上げてまいりました。3月28日まで、スタッフ、キャスト一丸となりまして、皆様の心身ともに元気に明るくなりますよう、最後までとしっかりと努めてまいりたいと思います。これから、お出かけにいい季節になりますので、またのお越しをお待ちいたしております。本日は誠にありがとうございました。■傘屋の万吉役:コロッケ コメント全文それでは、今日やりたいけど、やれなかったモノマネをやります。(BTSの誰だかわからない人)「あ、どうもこんにちは。僕は、明治座で一緒に皆さんと楽しめたことを、本当に嬉しく思います」でも、本当に、まさか時代劇の最後がマツケンサンバとは(笑)前代未聞の、ある意味エンターテイメントの改革でございますからね。本当にありがとうございました!!■お玉役:久本雅美 コメント全文本日は、ありがとうございました。皆様と一緒にこうやって舞台に出させていただいて、感謝の思いでいっぱいでございます。マツケンサンバを踊れましたこと、もうこの世に悔いはございません!また、皆様にお目にかかれますように、精進して頑張ってまいります。みんなでお待ちしておりますので、今後ともよろちくびー(笑)!■お琴の方役:檀れい コメント全文本日はお越しいただきましてありがとうございます。今日は、東京マラソンなんですけれども、この作品の舞台裏、本当に毎日マラソンしております。スタッフ、キャスト一丸となって、さらにさらに千穐楽に向けて、素敵な作品になるよう日々精進していきたいと思います。1度ならず、2度、3度と、この明治座に足をお運びいただければ嬉しいです。本当に今日はありがとうございました。<公演情報>明治座創業150周年記念前月祭『大逆転!大江戸桜誉賑』3月4日(土)~28日(火) 明治座脚本・演出:細川徹明治座創業150周年記念前月祭『大逆転!大江戸桜誉賑』ロゴ【出演】松平健 コロッケ 久本雅美 檀れい荒木宏文/田島芽瑠/丹羽貞仁 真砂京之介/上川周作山崎銀之丞/梅垣義明瀬野和紀 高倉百合子 清水ひとみ 那須沙綾増田雄二 岩崎祐也 鳥居ちゃちゃ 千葉のぶひろ大塚晋也 大成翔輝 ラヒム勇希 田中雅士夢咲みのり 新井美羽 加藤凜桜※当初、出演を予定しておりました山崎銀之丞は体調不良のため降板となりました。代役として、冨田昌則が出演いたします。【チケット情報】(全席指定・税込)S席(1階席・2階席):13,500円/A席(3階席)6,500円※6歳以上有料/5歳以下のお子様のご入場はご遠慮ください。購入リンク:公式サイト:
2023年03月07日WAHAHA(以下:ワハハ)本舗全体公演『シン・ワハハ』が、東京・なかのZERO 大ホールを皮切りに全国10会場を6〜8月にかけてツアーする。昨年末、構成・演出の喰始、キャストの柴田理恵、久本雅美、梅垣義明に構想中の想いを尋ねた。ワハハ本舗は2021年に、新型コロナウイルス感染症の影響で公演延期となった『王と花魁』のリベンジを果たした。彼らの持ち味といえば、客席に降りて「ろくでなし」を歌いながら鼻から豆を飛ばす梅垣の芸に代表される“過剰”な客席とのコミュニケーション。これを目当てに訪れる観客も多い中、コロナ禍では“濃厚接触”にあたる得意技を封じられた一同はどうやって笑いを届けたのだろうか──。答えはやはり“客席”にあった。応援団長に扮した久本と柴田が観客全員を立たせ、「独身者や現在のお相手と初婚の方は座って」と指示を出す。離婚歴のある人が目立つ方式だが、二人が「正直によく残った!」「それだけ真摯に向き合った証拠だ!」と褒め称えると、自然に拍手が生まれた。その調子で「尿漏れしてしまう人」「誕生日を誰からも祝ってもらえない人」を客席に立たせたまま残し、全力でエールを贈ることで笑いに変えていく。喰いわく「本人にとってはツラいことでも、他者に笑ってもらって救われることってあるじゃない?そう感じたお客さんの協力で成立したステージでしたね」。『王と花魁』の成功を受け、久本は「制限の中でも、まだやれることはある」と手応えを感じた。柴田も「コロナ前と同じように“参加できるじゃん!”と感じたお客さんの顔がどんどん明るくなってね」と喜び、梅垣も「袖から見ていると、お客さんの気持ちが解放されていることが伝わるの。だって俺、バツ3でエール受け取っていた方から記念写真を求められたよ?気分が上がっている証だよね」と続く。この勢いで生み出す『シン・ワハハ』で、梅垣は「シン・梅ちゃん」に昇華する喰のアイディアが明かされた。同時にオーディションで選ばれた新人3名を含む若手のパフォーマンスから「二代目・梅ちゃん」を観客の投票で決定する案も。加えて本作のコンセプトには「アート」が掲げられ、これまでの全体公演でも観客の評判がよいコンテンポラリーダンスに注力する考えが喰からもたらされた。「すぐ裸になってにぎやかな下ネタで盛り上げるイメージがワハハにはあるかもしれませんが、文学やオリンピックの種目を“踊り”で表現する演目もやっていて。この“バカバカしいのに、どこか知的”って側面も『シン・ワハハ』ではお見せして、何度いらしても楽しいテーマパークのような全体公演にできたら」と語り、インタビューを結んだ。取材・文:岡山朋代
2023年01月26日久本雅美と藤原紀香がW主演を務める『毒薬と老嬢』が、東京・新橋演舞場で3月16日に開幕。これに先立ち、初日前会見とゲネプロが行われた。1941年に米ブロードウェイで初演されたジョセフ・ケッセルリングの戯曲を、錦織一清の演出で繰り広げる本作。ニューヨーク・ブルックリンの閑静な住宅街に暮らす老姉妹のアビー(久本)とマーサ(藤原)は、自家製の“ぼけ酒”を身寄りのない年配者に振る舞うなど街で評判の慈善家だった。しかし、このふたりはある秘密を抱えていて──。なお本作は2020年3・4月に上演予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止になった経緯がある。仕切り直して再出発する想いを、久本は「キャスト・スタッフ、何とか元気で初日を迎えられました。一致団結して最後まで乗り切りたい」とコメント。藤原も「懸命にみんなで積み上げてきた『毒薬と老嬢』を一人でも多くの人に届けたい。こんな時代だからこそ、クスッと笑える楽しい作品を」と続く。話題は全編“関西弁”で展開されるという会話劇へ。大阪府出身の久本、兵庫県出身の藤原はもともと“使い手”だが、ブルックリンが舞台のブラックコメディを郷土の言葉で立ち上げた実感を問われると、久本は「関西弁では“どういう言い回しになるの?”と相談したね」と稽古中のエピソードを披露する。藤原は「日ごろ喋っている標準語が出ないようにしないと」と注意するものの、会見中のイントネーションはすっかり関西弁だ。両者揃って挙げる見どころは、ずばり「会話劇の応酬」に。特に久本は海外の人名が次々と登場することに苦戦した様子を「テディ(渋谷天笑)だのモーティーマー(納谷健 / 劇団Patch)だのジョナサン(室たつき)だの……誰?」と再現して会場を湧かせる。藤原は「セリフにも韻を踏んでいるところがたくさん散りばめられているんですよ。役者の集中力を要する作品ですが、そのぶんお客さんは楽しめるのでは」と笑顔を見せた。ゲネプロは全編にわたって、アビー&マーサの邸宅を訪れる各キャラクターが老姉妹のマイペースぶりに翻弄される様子をおもしろおかしく描くコメディが展開された。応接間のチェストに死体を隠しても「私たちのお客さま」で押し切るブラックさを、久本と藤原は和やかな笑顔と陽気な関西弁で表現する。ラストには安楽死や高齢化社会への風刺がにじむものの、どこかほくそ笑んでしまう後味だ。東京公演は3月20日(水)まで。その後、26日(土)・27日(日)に愛知・御園座、4月2日(土)に福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール、9日(土)・10日(日)に北海道・道新ホール、16日(土)~24日(日)に大阪・大阪松竹座と巡演する。チケット販売中。取材・文:岡山朋代
2022年03月18日久本雅美と藤原紀香が老姉妹役で舞台初共演、錦織一清の演出でブラックコメディに挑む。アメリカの劇作家、ジョセル・ケッセルリングが1939年に発表した作品で、ブロードウェイやウエストエンドでロングラン上演されたヒット作。ニューヨークに住む慈善家の老姉妹アビーとマーサが振る舞う“おいしいぼけ酒”を巡って繰り広げる奇想天外な物語だ。老姉妹に巻き込まれる登場人物には、渋谷天笑、納谷健(劇団Patch)、惣田紗莉渚、室たつきら多彩なメンバーが集う。達者な久本と老女役に初挑戦の藤原が、作品の魅力や意気込みを語った。「毒薬と老嬢」 チケット情報久本は藤原を「気さくで表裏のない男前で、華がある。私はその華に負けないように咲きたいです!(笑)」と話し、久本を「姉さん」と呼ぶ藤原は「愛のある笑いを持っている人。お肌つるつる、瞳キラキラでめちゃくちゃ美人です!」と互いの印象を語る。ブラックコメディを演じることについては「無理に笑わせるというより、クスッと笑ってもらえる技術が必要だと思います。ナチュラルに演じ切ることができれば」(久本)、「私にとっては大きなチャレンジです。学ぶこともたくさんあります。自分の持っているものと組み合わせて、新しいものを生み出していきたいです」(藤原)。今回、ふたりのセリフは関西弁で上演され、老姉妹による丁々発止のやりとりも大きな見どころだ。「ふたりとも関西人ですし、漫才とまではいきませんが、おもしろいものになるんじゃないかとワクワクしています」(久本)、「関西弁での舞台は初めてですが、故郷の言葉なのですごくうれしく楽しみです」(藤原)。物語には安楽死や高齢化社会への風刺がテーマに含まれ、初演から80年を経た今も色あせない。そんな作品の魅力について「作中にさらりと投げかけている“何が幸せなのか”や“命の大事さ”などのテーマは、時代を越えても変わらない共通したものだと思います。演じる意欲を掻き立てられ、やりがいのある舞台だと感じています」(久本)、「物事の考え方や価値観は人それぞれ。演じる側もお客様も、それぞれに感じることができるからこそ、長い間愛されてきた作品なんだと思います」(藤原)とそれぞれに語る。ふたりとも今作に挑む意欲は満々だ。「老若男女がさまざまなことを考えながら楽しめる作品です。なによりも『楽しかったなぁ』とお客様全員に思っていただける舞台にできれば」(久本)、「コロナ禍の制約の多い中、劇場へ足をお運びくださるお客様に少しでも楽しんでいただき、明るくなっていただけるように一生懸命につとめます。ぜひ、若い方にも観ていただきたいです!」(藤原)。公演は3月16日(水)~20日(日)の東京・新橋演舞場を皮切りに、3月26日(土)・27日(日)愛知・御園座、4月2日(土)福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール、4月9日(土)・10日(日)北海道・道新ホール、4月16日(土)~24日(日)大阪・大阪松竹座を巡演。チケット発売中。取材・文:高橋晴代
2022年03月03日京都・南座の新春恒例「初笑い! 松竹新喜劇 新春お年玉公演」が1月2日(日)から開幕するのを前に取材会が行われ、渋谷天外、藤山扇治郎、ゲストの久本雅美ら出演者7名が登壇した。「お正月なので衣装代も奮発して、時代劇の“まげもの”2本をパーンと打ち上げます!」と威勢のいい天外に、久本も「お芝居観に来たなという贅沢感が味わえる」と続き、早くも一致団結のムードが漂う。出演者が五・七・五のカルタで意気込みを語るなど、お正月らしい趣向で盛り上げた。「初笑い! 松竹新喜劇 新春お年玉公演」チケット情報一本目は「藤山寛美二十快笑」にも選出される『お種と仙太郎』。嫁姑問題を描いた人情喜劇を扇治郎と久本の共演で贈る。扇治郎は「お風呂場とかでよく、久本姉さんこれやりはったらいいのにとかひとりで考えるんです。その5本の候補のうち、1本がこれでした」とドンピシャの配役に喜ぶ。観客には自粛疲れを思いやり「来年は劇場に足を運んでもらって。僕と久本さんでやる人情喜劇でホロリと沁みていただけたら嬉しいなと思います」久本は「扇ちゃんがお風呂場でも私のことを考えてくれてたなんて。気色悪いけど、嬉しいです(笑)」と冗談めかしつつ、姑役は藤山寛美をはじめ代々男優が演じてきただけに「緊張します」と続ける。「男性が女性を演じる時点でひとつ面白さが加わっているので、それを女性が演じるとなると本当に難しいお役やと思います。ほんまはええ家族なんやなと思ってもらえるように、可愛げがある意地悪ばあさんでありたい」と語る。二本目は松竹新喜劇随一の爆笑喜劇『お祭り提灯』。このたび、39年ぶりに曽我廼家の名跡を継承した曽我廼家一蝶、いろは、桃太郎ら若手が大役に挑む意欲作だ。提灯屋、徳兵衛役の一蝶は先輩らに「熱量だけは負けたくない」と気合十分。扇治郎を中心に「劇団の新たな屋台骨となれるよう精進したい」とやる気をみなぎらせる。11月の襲名披露公演では観客の拍手が胸に沁みたと言ういろはは1『お種と仙太郎』で嫁のお種、『お祭り提灯』で徳兵衛の妹役に挑む。「お種は素直で謙虚な娘だと思うので、私も初心を忘れず素直な気持ちで成長できるように頑張ります」。桃太郎は、藤山寛美の十八番でもある提灯屋の丁稚役に抜擢され「恐ろしさに身震いしました」と驚嘆しながらも、「共演の方々の力を借りつつ、いい意味で期待を裏切りたい」と覇気を見せた。取材会では、カルタの五・七・五で「なんでかな おちょやん出たのに 気づかれず」と朝ドラ『おちょやん』出演という今年のハイライトをユーモアたっぷりに振り返ったのは渋谷天笑。同じく次代を担う若手の一員として「南座の公演を頑張って、街で声をかけられる人間になりたい」と活躍を誓う。仲間の援護も頼もしい扇治郎は、来年は寅年で年男。「松竹新喜劇をまた観たいと思っていただけるよう、お客様のハートに噛みついて離さぬよう精進したい」と決意を語った。公演は1月2日(日)から10日(月・祝)まで南座にて。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2021年12月22日「ひとりが長かったせいか、長時間みんなでいると、逆にひとりになりたいと思ってまう(笑)」そう話すのは、今年で芸能生活40周年のベテラン女性芸人で、最新著書『みんな、本当はおひとりさま』(幻冬舎)が発売中の久本雅美さん(63)。「最近は、ひとりでゆっくり家のお風呂で朝ドラの『カムカムエヴリバディ』(NHK)を見ることにハマっています。湯船につかる時間が15分ぐらいなんで、ちょうどよくて」(久本さん・以下同)20〜30代のころは、舞台が終われば舞台仲間の古田新太(56)や池田成志(59)らと毎晩、朝まで浴びるように酒を飲んでいたという。「若いころ飲んでいた人たちとはめっきり飲む機会が減ってしまいましたが、今でも近所の友達や劇団の後輩とは飲んだりしています。昨日は舞台をやっていた富山県から帰ってきたあと、昼間に3時間ぐらい整体に行って、その後、家の近くの創作フレンチレストランで、近所の友達とご飯を食べました。自分が売れていないころから応援してくれている大切な人たちです」気の置けない仲間とワイワイ飲んで笑って楽しんでいるのがいちばんストレスがたまらないし、寂しくないのだそう。「でもそれがダメなんです。昔、(島田)紳助兄さんに言われたことがあって。『お前が結婚できないのは劇団の後輩がいることと、友達が多いせいや』って。要は周りを固めることで、ひとりでも満足できてしまってるんです。いわば“おひとりさま”の要塞ができあがってて……おかしな建物を建ててもうたな(笑)」毎週『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)にも出演し、キレのあるコメントで盛り上げている久本さん。還暦を過ぎてもイキイキしている秘訣とは?「人と会うことが私を元気にさせてくれます。誰かと会うのはエネルギーがいるけど、それ以上に自分もエネルギーをもらって帰る気がするんです。家で好きなことをしている人も、それはそれでいいと思います。ただ、それだけじゃなく、誰かと会って何かをするということも大事じゃないかと」■劇団仲間とのシェアハウスは夢かも久本さん自身も、自分から友人を誘うようにしているという。「私は『夏やな、ビール飲もか』『寒いな、鍋やろか』って声掛けますもん。あとはLINEで暑中見舞いを送ったり、年賀状書いたりと、何かとこっちから発信するように心がけています」仲間のなかでも特に親交が深いのが「WAHAHA本舗」の柴田理恵さん(62)だ。じつは以前、柴田さんにインタビューした際、「『WAHAHA本舗の老人ホーム』を作って劇団のみんなでそこに入りたい!」という話を伺った。さらにその「老人ホーム」を「独身でお金持ちの久本さんに建ててほしい」と。そのことをぶつけてみるとーー。「マジですか?断ります(笑)。ただ、『シェアハウス』は夢見ます。気楽な人たちと一緒にいたいから。WAHAHAのメンバーは気が楽だけど後輩はどう思うかな。数十年後、70代の後輩たちが80代の私に『久本先輩のおむつを替えんと。誰が行くの?』なんてもめたりして(笑)」■久本雅美「孤独死も腹をくくっています」そうはいっても御年63歳。老後への不安はないのだろうか。「一人でいるときに突然倒れても、そうなったら、しゃあないでしょ。孤独死も腹をくくっているんです。ずっと独身だから、今では『ひとりで背中に湿布を貼る方法』まで身につけてしまいましたからね。『寂しいから』とか、『そばにいてもらったら安心』という理由だけでは結婚はできない。もし相手のことを本当に好きじゃなかったら『クチャクチャ食べて』とか『トイレの便座上げっぱなしや』とかストレスがたまるでしょ(笑)。尊敬と愛情があってこそ、その辺は乗り越えられると思うんです」テレビ番組での“結婚したい”発言も多い久本さんだが、本心は同世代の女性や女性芸人の結婚の知らせを聞いても嫉妬することはないという。「正直、今すぐ結婚したいという気持ちはありません。人と比べる必要もないと思っていますし……。だから先日、すみれさんの結婚を聞いたときも、素直に『うれしい!おめでとう!』という気持ちでいっぱいになりました。ただ、このまま結婚しないと自分がわがままになるのではという心配もあるんです。結婚すると、何でも思いどおりというわけにはいかないから、人としての器が大きくなりそう。そこへの興味はあります(笑)」久本さんの理想の結婚相手に変化はあったのだろうか?「以前は年下の若いコが好きだったけど、今は落ち着きがあって、私の好きなようにさせてくれる人がいい。芸能界でいうと竹野内豊。あ、結局若いコや(笑)。ほかには、生活リズムが合う人がいいですね。私が『眠たいな』って言ったら向こうも『眠たいな』って返してくれるような。それを『え?22時で寝るの?嘘でしょ?まだまだ夜中まで遊ぼうよ!』って言われたら私は1カ月で死んじゃうからね(笑)」■後輩にいじられる先輩でありたい“おひとりさま”をめいっぱい満喫している久本さんに70代、80代の目標を聞いた。「お仕事でいえば黒柳徹子さん。80歳を超えても自分の番組を持ち続けているのがすごい!この前も、『徹子の部屋』(テレビ朝日系)でジャニーズの『なにわ男子』としゃべってましたよ。『誰か意見のある人は手を挙げて』って、挙手を促したりして(笑)」プライベートでは、“後輩にいじられてみんなから愛されるかわいい女性”が理想だと話す。「“おひとりさま”といっても人間ひとりで生きているわけではないので。どれだけ周りに支えてくれる人がいるかが大切。そんな宝のような人が来てくれる自分でありたい。そう思っていれば、いつか竹野内豊が寄って来ると思います(笑)」(取材・文:インタビューマン山下)
2021年12月10日コロナ禍で前公演が延期され、4年ぶりの開催となったワハハ本舗全体公演。『王と花魁』は10月末から全国14か所20公演のツアーがスタートした。関西では11月に堺と神戸で、12月に大阪で上演される。構成・演出の喰始のもと、おなじみの柴田理恵や久本雅美、梅垣義明らが「笑わせるためには何でもする!」と総力を結集するエンタテインメントショーだ。「やっと舞台ができる喜びでいっぱい、またお客様に会えるという楽しみでいっぱいです」と語る久本雅美が稽古中に来阪、取材会でその熱い思いを語った。WAHAHA本舗PRESENTS WAHAHA本舗全体公演「王と花魁」チケット情報「ワハハ本舗は私そのもの、自分の原点。私たち自身がワハハ本舗の世界を大好きなんです」と久本。今回は“日本の芸能”をコンセプトに、花魁ジャズや歌舞伎ミュージカルなど、ワハハならではのパフォーマンスを披露する。久本は、柴田とふたりのシーンで応援団を組み「皆さんにエールを送れるようなネタをやろう」と柴田の家で一緒にアイデアを練ったと言う。「ワハハ本舗は町の中華屋さん。『わぁ~、いつもの味やわ!』というネタが目白押しです」と、待ちこがれるファンを喜ばせる。「4年間できなかったこの思いをぶちまけて、お客さんに何としても喜んでもらいたいと思っています」。しかし、客席で踊ったり観客を舞台に引き上げたり、ワハハ本舗の真骨頂と言える観客参加型の演目はコロナ禍で封印。その代わりに“マスク de エール~舞台にエールを!~”を企画した。会場にマスクとペンが用意され、思いを書いた観客のマスク姿を撮影、エンディング前に泉谷しげるが作った曲とともにその映像を映し出す。ポスター中央に大きく写る泉谷だが、出演はない。創立メンバーは皆60歳を超え、喰始は「いつまでもあると思うな、ワハハ本舗」とコメント。「1回も観たことがない人に観てほしい」と言う。「ワハハ本舗は、下ネタや過激なネタが多いというイメージがあると思いますが、それは裏切らないです(笑)。でも、ファンタジーのネタもあればグッとくるようなネタも取り揃え、おもちゃ箱をひっくり返したようないろんなパフォーマンスが次から次へ出てくる唯一無二の劇団。私や柴田さんとか、テレビでできないことを舞台でやり倒してますしね。特に私は下ネタが多い。別に下ネタ担当ではないですが(笑)。観たことのない人には、そんな知らない世界を味わって楽しんでいただきたい。とにかく笑ってイヤなこと忘れて、元気になっていただきたいと心から思っています。ぜひ、劇場へ遊びに来てください!」。公演は、11月13日(土)堺市民芸術文化ホール(フェニーチェ堺)) 大ホール、14日(日)神戸国際会館こくさいホール、12月3日(金)から5日(日)までCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて。チケット発売中。取材・文:高橋晴代
2021年11月10日昨年、公演延期となったWAHAHA(以下:ワハハ)本舗全体公演『王と花魁』全国ツアーの開催が決定。構成・演出の喰始、キャストの柴田理恵、久本雅美、梅垣義明に現在進行形の想いを尋ねた。ピリオドを打った『ラスト3~最終伝説~』から4年ぶりの全体公演となる本作。枠にとらわれることのない多彩なパフォーマンスで客席に全力の笑いを届ける。延期が決まっても喰は「中止は念頭になく絶対にリベンジしたかった」と語り、その言葉に柴田・久本・梅垣の3人も頷く。ワハハ本舗の特徴といえば、“過剰”ともいえる客席とのコミュニケーション。「ろくでなし」を歌って鼻から豆を飛ばし、「愛の讃歌」でステージを降り観客をハグしにかかる梅垣の芸に代表され、これを目当てに訪れる人も多い。しかしコロナ禍では“濃厚接触”。得意技を封じられた一同はどうやって客席を魅了するのか。そう聞くと、喰は「梅垣は今までお客さんをひどい目に遭わせてきたけど、今度は梅垣がひどい目に遭う番」とほくそ笑む。制限を逆手に取った笑いを追求する一方で、無観客配信を行った梅垣は画面の向こうにいる観客の反応がわからない心もとなさを経験した。「自分がいかにお客さんから助けられてきたか、コロナ禍で“観客の力”を実感しました」と語ると、喰は「今回のお客さんはおかしくても笑い転げるのは難しいから、マスク上でアピールしてもらう?」とその場でアイディアを出す。一度目の緊急事態宣言が明けてから、さまざまな舞台を観に行った柴田は「ワハハみたく底が抜けたような笑いって今見かけないよね」とひと言。「だからこそ我々がやる意義は大きいんじゃないかな」と万全の対策で観客を迎える覚悟を語る。久本も「私たちを待ってくださっているお客さんの存在を感じています」と続き、「その気持ちに応えて全力で“バカ”やる所存です!」と意気込んだ。最後に喰は「エンターテインメントは精神のワクチン。接種の無理強いはしません。でもワクチンを体に入れて心が軽くなるのであれば、ぜひお越しください」「我々も年齢を重ねましたから。いつまでもあると思うな、ワハハ本舗ですよ」と呼びかけ、インタビューを結んだ。なお、取材中に喰が思いついた案は「マスクdeエール」プロジェクトとして進行中だ。演劇人に対するメッセージを寄せたマスクの着用姿を写真・動画に収めてワハハ本舗に送ると応援動画として編集され、劇中や記者発表イベントにて上映されるという。BGMには『王と花魁』応援隊長・泉谷しげるが書き下ろしたオリジナル楽曲が予定されている。公演は10月28日(木)~31日(日)に東京・新宿文化センター 大ホールで行われたあと、11・12月に全国12会場を巡演する。取材・文:岡山朋代
2021年05月07日久本雅美(62)、柴田理恵(62)などが所属するWAHAHA本舗の代表取締役社長で、演出家でもある喰始氏(たべ はじめ、73)。昨年5月に開催予定だった喰氏が構成・演出を務めるWAHAHA本舗の全体公演「王と花魁」は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期になっていた。その公演が日程を改めて、2021年10月28日から東京公演を皮切りに全国ツアーが決定。そこでインタビューマン山下が喰氏に話を聞いた。――公演はまだ半年先とはいえコロナ禍での開催になると思われます。その辺りは構成・演出に影響はありますか?影響というかコロナを逆手にとりたいとは思いますね。例えば梅垣(義明、61)の場合は鼻から豆を客席に向けて飛ばしたり、いつもお客さんを巻き込む芸なんです。でもさすがに今の時期はそれができないので、逆に梅垣がひどい目に合うと言うふうな方向性に切り替えたり、基本的にはどんなこともプラスに取り込んじゃう考えです。――コロナ禍だからこそできるネタを考えるということですね。そうですね。これはやるか、やらないかは別にして例えば梅垣が全裸にたくさんのマスクで体中を覆いつくしてミイラ男みたいに出てくるとか。そういった案を稽古場で1度やってみて面白ければやるし、だめならボツと言う感じで作っていくんです。■「ブリーフじゃなくて海パンにしなさい」と猫ひろしに――今となっては梅垣さんの代表作、歌いながら鼻から豆を飛ばす芸は喰さんの助言から生まれたと梅垣さんからお聞きしました。猫ひろしさん(43)にもターニングポイントとなる喰さんの助言があったそうですが。僕のところに猫ひろしがネタ見せに来た時はWAHAHA本舗所属じゃなくてまだ地下芸人だったんですよ。猫ひろしはいい所と悪い所、半分半分だったんですが、僕は面白いと思ったからライブに出したんです。それで彼がWAHAHA本舗に入りたいと言うから入れるのに条件を出しました。「ネタはそのままでいいけどアングラな地下芸人という世界に行って、それを喜んで武器にしてはいけない。地下と言って開き直るのはやめなさい」と。――地下の猫ひろしさんを喰さんが地上に上げたんですね。その当時はブリーフでネタをやってたんですよ。それも止めさせて「海水パンツに替えなさい」と言いました。――“地上”では見た目からもっとポップにしなさいということですね。喰さんはWAHAHA本舗のメンバー以外の芸人さんにも多くの助言をしているとお聞きします。ぺこぱの松陰寺太勇さん(37)の衣装なんかもそうなんですよね。当時、松陰寺君はスーツを着てビジュアル系バンドのキャラのネタをやってたんです。僕はそれだったらキャラやネタはそのままでいいからビジュアル系がやらない着物の方がいいんじゃないかと言いました。――今はスーツに戻りましたがメディアに出始めの頃の松陰寺さんは深夜番組に着物で出演していました。その後に着物を止めて売れたから俺のアドバイスがダメみたいになってるけど、その当時はある程度ウケて仕事が入ったらしいですよ(笑)。――存じています(笑)。松陰寺さん本人も「そこからお客さんのウケがどんどん良くなった」と感謝していました。ナイツさんにも助言したそうですが。ナイツはネタ見せに来たんだけど、その時にネタを飛ばしちゃったんですよ。でもそこからやったアドリブの方が面白かったの。だから「それができるんだったら別に台本通りやらなくていいよ。漫才は台本が無いように見えるのが面白いわけだから。ネタが飛んだら飛んだでやって行くのがライブのおもしろさだし、台本なんか気にせずにぶち壊せばいいんだよ」って。――塙宣之さん(42)はその助言で1つ上の段階に行けたとラジオでおっしゃってました。■「髭男爵なんだからひぐち君は執事の格好すべきでしょ」――髭男爵さんにも助言したそうですね。髭男爵がネタ見せに来た時は山田(ルイ53世)君(45)はすでに今の形だったんだけど、ひぐち君は普通のスーツだったの。それで「山田君を男爵と呼ぶんだったらひぐち君(47)は執事の格好になるべきでしょ。立場をはっきり見せないとダメですよ」と。そしたら変わったの。――カンニング竹山さん(49)もネタ見せに来たそうですが。コンビ時代に来ましたね。その時に竹山君のキレ芸に「もっと毒づいて客を敵に回すぐらい言った方がいいよ。それでただ怒るんじゃなくて本質をついたような批判をしないとつまんないよ」って。――皆さん喰さんの助言を聞いて活躍されてますね。僕のスタンスは「余計なお世話なことを言うよ。聞きたい?聞きたいなら言うよ」という感じです。それで単純に思いついたことを言ってるだけで、それをやるかやらないかは本人次第。――最後に喰さんから読者の皆さんにも何か助言をいただけますか?コロナもそうですが今はどうなるかわからないという時代です。ですから来年の我々の公演もあるかどうかわからないんです。僕が一番思うのはWAHAHA本舗をまだ見たことがない人に公演を見に来てもらいたい。いつでも見れると皆さん思わないでください。劇団はいつ無くなるかわかりませんよ。だから無くなる前に1回は見に来てください。「いつまでも、あると思うなWAHAHA本舗」(笑)。【取材・文】インタビューマン山下1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退。現在はインタビュアー・ライター・お笑いジャーナリスト
2021年03月20日2021年3月13日に放送されたバラエティ番組『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)に、お笑いタレントの明石家さんまさんがゲスト出演。お笑いタレントの吉住さんに送った言葉に、反響が上がっています。明石家さんま「その日が頂点」吉住さんといえば、2020年に開催された第4回『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)で優勝し、ブレイクを果たしました。実はネガティブな性格で、テレビ番組の収録が決まったら、プレッシャーのために撮影収録まで「当日が来てほしくない」と憂うつな気持ちで過ごしてしまうのだとか。ネガティブ思考になりやすいことに悩む吉住さんに対し、明石家さんはこうアドバイスを送りました。ネガティブ、ポジティブという言葉を、彼女(吉住さん)から取ったほうがいい。言葉があるからややこしいんやな、人は。『幸せ』っていう字も邪魔やな。それでなんかうろちょろしとるわ、みんな。「幸せになりたい」とか。幸せっていう文字を作ったのも人やから。メレンゲの気持ちーより引用吉住さんの状況を「人が作った言葉に踊らされている」と指摘した明石家さん。自身も27歳くらいまでは周囲の反応に左右され、「ああすればよかった」「こっちが正解だったかも」と落ち込むことがあったといいます。しかし、28歳からは考え方を変えて、自分が持つ笑いのスタイルを認めた結果、周りに振り回されることがなくなったそうです。明石家さんは、吉住さんに「見る人によって好き嫌いはあるから、自分の笑いを過保護にして甘やかしたほうがいい」と声をかけます。さらに、番組のMCを務める久本雅美さんから、ストレスの発散方法を聞かれた明石家さんは、こう答えました。ストレスはたまらない。だから、自分を過大評価していないってことやねん、結局は。「俺はできる」「できた」って思うからストレスやろ。違う。その日が頂点やから。その日できなかったことは、どうしようもない。メレンゲの気持ちーより引用明石家さんは、仕事の収録がある時に、いつも「その日が頂点」だと思って取り組んでいるのだそうです。その日にできたことが自分の実力ととらえ、過大評価せず、失敗などは後に引きずらないという考えを明かしました。明石家さんの考え方に対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられています。・なるほど…。めっちゃためになる。・さんまさんのマインドを見習いたい。・「その日が頂点」だからこそ、過大評価しないで取り組むって、素敵な考え方。吉住さんのように「仕事で失敗したくない」「結果を残したい」と感じている人にとって、過度なプレッシャーはストレスになります。小さな経験を積み重ねて、人は成長していくもの。ありのままの実力で挑んだ1日が、未来の自分を作るのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月15日久本雅美(62)が総合司会を務めるトーク番組「メレンゲの気持ち」(日本テレビ系)が来年3月で終了すると報じられた。スポニチアネックスによるとテレビ局関係者は「節目の25年を前に、新鮮さを求めての決断。番組としての役目は十分に果たした」といい、「新たな番組に良い形でバトンを渡したい」と明かしたという。96年4月にスタートした「メレンゲの気持ち」。四半世紀にわたって、久本は“土曜日の昼の顔”を務めてきた。そんな彼女は本誌16年10月18日号に登場し、番組とともに歩んできた日々を回想している。数々の著名人たちとの名トークを繰り広げてきた久本は、初対面でも打ち解ける秘訣をこう明かしている。「初対面の方とお話しする機会はとても多いですね。そんなとき、まず出演ゲストの『素敵だな』と思うところに目を向けて話を始めるようにしています」「挨拶は大切ですね。私も“笑顔で・元気よく・爽やかに”挨拶することを心がけています。一言挨拶を交わすだけで、その場の空気がきれいに流れていくと思います」脇を固めるMCメンバーの話術も、同番組の魅力の1つ。同号で久本はHey! Say! JUMP・伊野尾慧(30)について「お笑いのセンスもあるし気取りもなく自然体ですごくいい。癒し系です」と、そしていとうあさこ(50)に対しても「気配りができて、私を立てながらもしっかりと自分の役割を果たしてくれる素晴らしい人です」と大絶賛していた。そんな優秀な共演者に囲まれた久本は18年12月、「優秀なスタッフに恵まれて自由に楽しくやらせていただいています。これからは皆さんに恩を返していきたいですね」と本誌を通して番組にも賛辞を送っている。オファーを受けた当時38歳だった久本も18年7月にはついに還暦を迎えた。還暦直前に応じた本誌のインタビューでは「草笛光子さんなんか、84歳という年齢にもかかわらずあの美しさで、ファッショナブル。80歳超えても自分の番組を持っていらっしゃる黒柳徹子さん(87)にも憧れていて、私も『やれるところまでやったろう』と思って」と意気込んでいた。「いつまでも若々しい久本さんにとって、WAHAHA本舗の舞台上から見るお客さんの笑顔が元気のエネルギーだといいます。また仕事を通して、多くの人に会うことこそ健康の秘訣だとも。久本さんには“朝ドラに出演する”という大きな夢があります。それを叶えるまで『芸能界はやめられへん!』と意気込んでいます」(スポーツ紙記者)還暦以降も挑戦に燃える久本。看板番組が有終の美を迎えても、まだまだ活躍は続きそうだ。
2020年10月20日2020年8月28日に放送されたバラエティ番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)に出演した、モデルのSHELLYさん。共演者であるお笑いタレントの久本雅美さん、河北麻友子さんとともに、世間で話題になっているレシピ本の料理作りに挑戦しました。調理の際に、SHELLYさんが口にした発言が注目を集めています。SHELLY「料理してるか、聞かれるのが嫌」番組では、レシピ本の中から丸めたり揚げたりせずにできるコロッケ作りに、SHELLYさんが挑戦しました。「家でコロッケを作ったことがある?」という質問に対し、SHELLYさんは…。作るかぁ!コロッケはね、買って帰るものですよ。ヒルナンデス!ーより引用コロッケを1から手作りしようとすると、野菜を切って炒め、衣をつけて揚げるなど、工程が多くて手間がかかるものです。SHELLYさんの発言に対し、スタジオで番組の司会を務める南原清隆さんは…。そうか…!勉強になった。ヒルナンデス!ーより引用そう納得したようにうなずき、SHELLYさんの考えを肯定しました。野菜の切り方を指摘されたSHELLYが…番組中、SHELLYさんが調理する様子を見ていた久本さんや河北さんは「ジャガイモの皮はむかないの?」「ひと口大って、その切り方で合ってる?」と、さまざまな指摘をします。2人の指摘にSHELLYさんは「小言が多い!自分でやれよ」と反撃し、次のような想いを述べました。だから私テレビで料理するの嫌いなの。みんなうるせぇこというから。結婚とかした日には、もう超うるせぇから。そもそもね、なんで結婚すると「え?料理してるの?」って聞かれなきゃいけないのって超思う。男の俳優に聞かねぇだろ!ヒルナンデス!ーより引用SHELLYさんの発言に、共演者も思い当たる節があったのでしょう。スタジオでは、南原さんを始めとする出演者たちから「素晴らしい」「確かに…」といった声が続出しました。番組を見た視聴者からは、絶賛の声が上がっています。・分かる。コロッケは買って帰るものだよね。・最高すぎる!よくぞいってくれた。・さすがSHELLYさん!こういう考え方をする人と結婚したい。・南原さんが、茶化したり否定したりせず、素直に「勉強になる」といっていたのも素敵。性別や立場に関係なく家事を行う人は増えていますが、古くからある「料理は女性がするもの」という風潮は根強いものです。SHELLYさんの訴えは、多くの人の共感を得ました。[文・構成/grape編集部]
2020年08月29日女優として数々のドラマや映画、CMなどに出演し人気を獲得している釈由美子(しゃく・ゆみこ)さん。実は4人姉妹の次女で、3女である妹はエステティシャンとして活躍しており、テレビ番組で共演したことも。そんな釈由美子さんの姉や妹についての、さまざまな情報をご紹介します!釈由美子の妹、姉の結婚を祝う前述の通り、釈由美子さんの妹の1人はエステティシャンで、名前を釈恵美子(しゃく・えみこ)さんといいます。釈恵美子さんはブログを利用しており、2016年3月14日には美しい着物姿の写真を投稿。「大和撫子だ」と、話題になりました。姉の釈由美子さんとはまた違った雰囲気の顔立ちですが、とてもきれいな人ですね。同投稿には、長女と4女とともに撮影された3ショットも公開されており、「タイプは違うけど、美人だな!」「見入ってしまった…」とファンを驚かせています。ちなみにこの日は、釈由美子さんの結婚式が行われたおめでたい日!姉妹そろって艶やかな着物姿で出席し、着付けは釈恵美子さんが行なったと明かしています。私は美容の短大を卒業していて、ヘアやメイク、エステや着付け、茶道、華道、など『美』に関係するあらゆることを学びました。人には得意、不得意があり、初めて先生に誉められたのは着付けでした。もともと、和服が好きということもあり、自分が着るのも、着付けをするのも大好きでした。学生の時、着付けの全国大会にも出場した経験もあり、ブライダル関係のお仕事でアルバイトをさせていただいたこともあります。でも、なかなか着物を着る機会がないので、もう10年以上も着付けをすることがなかったのですが、昨日、姉の結婚式があり、こんな機会にしか着物を着ることもないので、自分で着てみようと思い、忘れていた着付けのやり方をYouTubeでみて、勉強しました。学生の時にたくさん練習した甲斐あって、すぐに感覚でまた着れるようになり、妹の着付けもしてあげました。まだまだボロはあり、完璧ではありませんが、着崩れすることがなかったので、頑張って努力したことはちゃんと身になるんだなぁ…と実感しました。釈恵美子オフィシャルブログーより引用10年以上のブランクがあるとは思えないほどの腕前ですね。結婚式でもさぞかし注目を浴びたことでしょう。釈由美子の妹、姉について語る釈由美子さんと釈恵美子さんは、2013年2月23日放送のバラエティ番組『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)に姉妹で出演しています。番組で、釈恵美子さんはMCの久本雅美(ひさもと・まさみ)さんから、姉である釈由美子さんの性格について質問されました。すると、釈恵美子さんはこのように答えます。午年なので馬のように突進していく性格。男性に尽くしますね。一途です。メレンゲの気持ちーより引用この回答に姉の釈由美子さんも納得した様子で、「重たすぎでふられます」と自ら暴露していました。また、釈由美子さんは時々、釈恵美子さんのサロンを訪れては施術をしてもらうのだそう。2013年5月6日に投稿された釈恵美子さんのブログでは、疲れ切った釈由美子さんの写真とともに、その時のエピソードがつづられています。姉があまりにも疲れて抜け殻のようだから、助けて欲しいと言ってサロンにやって来ました。『えみー、助けてー』のポーズだそうです(笑)釈恵美子オフィシャルブログーより引用その後、釈由美子さんは極上の施術をたっぷり堪能し、「全身が楽になったー」と大喜び。そんな釈由美子さんと釈恵美子さんには、今後も美を高め合い、支えあいながら活躍してほしいと思います!釈由美子プロフィール生年月日:1978年6月12日出身地:東京都血液型:B型身長:1643所属事務所:プラチナムプロダクション1997年 に『週刊ヤングマガジン』の『Missキャンパス グランプリ』に選ばれデビュー。その後、映画『修羅雪姫』やドラマ『スカイハイ』(テレビ朝日系)などで主演を務め、ブレイクする。以降、ドラマや映画に出演に留まらず舞台や写真集など幅広く活動。現在まで話題作にコンスタントに出演し、多彩な役どころをこなしている。釈由美子の現在は?パニック障害だった過去を明かす[文・構成/grape編集部]
2020年08月25日女優の藤原紀香が13日、オフィシャルブログを更新し、久本雅美との共演舞台『毒薬と老嬢』の公演が中止になることを報告した。同作は今年10月からの上演を予定していたが、松竹はこの日、「新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から公演の実施について検討を重ねて参りましたが、全国的な感染の収束が完全には見通せない中、万全の状態で公演を実施することが困難であると判断し、やむなく公演を中止することとなりました」と発表。これを受け藤原も、「今年の秋に、大阪と東京、そして全国公演が予定されていた1930年代のブロードウェイの作品『毒薬と老嬢』の舞台が、今年は一度、お流れになりました」と伝え、「まだ、正確な時期や劇場などは決まっていませんので いまは中止と発表されておりますが、本当の意味では、延期と聞いております」と補足した。そして、「安心な時期になる頃、皆様にブラックコメディであるこの舞台をしっかりとお届けしたいと思っております」「初の老嬢役、でしたので、あと一つか二つ、年齢を重ね老嬢にまた少し近づいてから演じることになると思います(笑)ので、楽しみにしてくださっていた皆様方には、大変申し訳ございませんが、首を長~くして(笑)まっていてくださいましたら嬉しいです」と呼びかけ、「新型コロナウイルスが一日も早く終息しますよう。。。普通の風邪レベル、という認識される時代がくることを心から祈っております」と結んでいる。
2020年07月14日久本雅美、いとうあさこ、「Hey! Say! JUMP」伊野尾慧、村上佳菜子、石塚英彦ら出演でおくる「メレンゲの気持ち」。その4月4日(土)放送回に、女優の桜井ユキをはじめタレントの山口もえ、お笑いコンビの「和牛」がゲスト出演する。昨年はアイドルオタクに目覚める会社員役を演じ、連続ドラマ初主演を務めたNHKよるドラ「だから私は推しました」に出演。山口紗弥加らと共演した「絶対正義」、高橋一生、斎藤工、滝藤賢一ら注目のキャストと共演した「東京独身男子」、いくえみ綾の人気原作をドラマ化、話題となった「G線上のあなたと私」などのドラマで一躍注目を集めた桜井さん。『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』『マチネの終わりに』といった映画も話題になり、今年に入っても1月クールに「ケイジとケンジ」へ出演するなど、出演作が続いている。90年代後半からバラエティ等でタレントとして活動、現在の情報番組などでコメンテーターを務める山口さん。「M-1グランプリ」で3年連続準優勝および敗者復活戦2度勝利の記録を持つ「和牛」の2人もゲスト出演。番組では山口さんが夫でお笑いタレントの田中裕二の家事特訓を告白するほか、桜井さんは村上さんと婚活プロフィールで対決。人気企画の通りの達人では石塚さんがコンビニチェーンのローソンで、人気ホットスナック&スイーツの秘密に迫る。「メレンゲの気持ち」は4月4日(土)12時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年04月04日3月28日(土)放送の「メレンゲの気持ち」に俳優の松下洸平と女優の橋本マナミがゲスト出演。朝ドラ「スカーレット」で大きく注目を浴びた松下さんの素顔や、医師と結婚し妊娠中の橋本さんが夫婦生活についてトークを繰り広げる。久本雅美、いとうあさこ、「Hey! Say! JUMP」伊野尾慧、村上佳菜子、石塚英彦らが出演する本番組。幼少期から音楽や絵画などに親しみ歌手デビュー。音楽アーティストとして活動していたところ、ミュージカルに出演したことをきっかけに演技に目覚め、舞台を中心に活動。「もう誘拐なんてしない」でドラマデビューすると「カラマーゾフの兄弟」「サバイバル・ウェディング」「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」などに出演。昨年秋から放送された連続テレビ小説「スカーレット」では戸田恵梨香演じるヒロイン・川原喜美子と惹かれあい結婚するも、別れることになる十代田八郎役で出演。多くの視聴者を虜にした松下さん。久本さんも大ファンだという松下さんは今回、「スカーレット」のウラ話を続々と明かしていくほか、プロ級の腕前を持つ絵画の最新作をスタジオで公開。また松下さんが気になっているというグルテンフリーラーメンも紹介。また年下医師と結婚し、現在妊娠中の橋本さんは夫とのなれそめから“婚約破棄”事件までぶっちゃけトーク。手料理を振る舞う新婚生活や美容法も披露する。今回のゲスト、松下さんの映画最新作となる『燃えよ剣』は5月22日(金)より全国にて公開。岡田准一が土方歳三、鈴木亮平が近藤勇、山田涼介が沖田総司を演じ、黒船が来航し開国を要求してきた江戸末期、幕府の権力を回復させ外国から日本を守る佐幕派と、天皇を中心に新政権を目指す討幕派の対立が深まっていた。「武士になりたい」という熱い想いを胸に、近藤勇、沖田総司ら同士と共に京都へ向かった土方歳三は、芹沢鴨を局長に擁し新選組を結成するが、時流は倒幕へと傾いていく…という新撰組の物語が描かれる。「メレンゲの気持ち」は3月28日(土)12時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年03月28日久本雅美、いとうあさこ、「Hey! Say! JUMP」伊野尾慧、村上佳菜子、石塚英彦らが出演する「メレンゲの気持ち」の3月21日(土)放送回に、俳優の中川大志と、キャスターで作家の阿川佐和子がゲスト出演。MC陣とトークで盛り上がる。小学生時代にスカウトされ雑誌「ニコラ」のメンズモデルや子役として活動。2011年「家政婦のミタ」への出演で注目されると、『きょうのキラ君』『ReLIFE リライフ』などの作品で主演を務め頭角を現すように。2018年春クールのドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」の馳天馬役が大きな話題を呼び、同年公開の『坂道のアポロン』『覚悟はいいかそこの女子。』の演技で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど躍進。昨年は「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」で超エリートなのに“ヘタレ”な若手弁護士役、「G線上のあなたと私」では兄の婚約者だった女性に恋い焦がれる大学生、朝ドラ「なつぞら」では東大卒のアニメ演出家を演じ、広い世代に愛される俳優へと成長した中川さん。今回は中川さんのこだわり溢れる自宅を公開。さらに中川さんが愛してやまない大好物もスタジオに登場。大興奮する中川さんに注目。また阿川さんは話題となった大学教授との結婚から3年、意外な結婚生活について語るほか、現在のリアル過ぎる悩みを告白する。今回のゲスト、中川さんが吹き替えキャストを務めた映画『ソニック・ザ・ムービー』が近日公開予定。セガのゲームで人気となったキャラクター・ソニックをハリウッドが実写映画化した同作。ドクター・ロボトニックから仲間を守るため、砂漠に大都会、万里の長城と、世界中を駆け回る、自慢の超高速スピードアドベンチャーが展開。ソニック役の中川さんのほかドクター・ロボトニック役で山寺宏一、ベビーソニック役で寺嶋眞秀、中村悠一、井上麻里奈らが吹き替えキャストで出演している。「メレンゲの気持ち」は3月21日(土)12時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年03月21日久本雅美、いとうあさこ、村上佳菜子、「Hey! Say! JUMP」伊野尾慧がMCのバラエティ「メレンゲの気持ち」。2月8日(土)放送回は、板谷由夏と松丸亮吾がゲスト出演し、俳優の斎藤工もコメント出演する。90年代からモデルとして活動を開始、「パーフェクトラブ!」や「ホタルノヒカリ」といったドラマや『大奥』などの映画に出演しながら、2007年からは11年にわたり「NEWS ZERO」のキャスターも務めるなど多岐にわたる活躍をみせる板谷さん。インスタグラムでみせるライフスタイルも憧れの的になっている板谷さんが、その知られざるプライベートを大公開。自然の中で暮らしているがゆえの悩みも明かす。また息子からのサプライズアンケートやお互いがソウルメイトと認める斎藤工がコメント出演し、板谷さんの秘密を暴露する!?小学生時代にクイズ番組を見ていて“ナゾトキ”に興味を持ち、現在ではテレビのバラエティー番組などで活躍中の現役東大生でもある松丸さんは、“ひらめき王子”になった経緯やその裏にあった母と兄・DaiGoからの言葉について語るほか、超合理的な自宅のこだわり便利グッズも紹介。休日に1人で出かける驚きの場所なども紹介する。さらにスタジオでは全員で謎解きに挑戦し盛り上がる。斎藤さんが出演する映画『ヲタクに恋は難しい』はWEB漫画をミュージカル要素を加え映画化したもので、「スーパーサラリーマン左江内氏」や「今日から俺は!!」『50回目のファーストキス』などの福田雄一監督がメガホンを取って、高畑充希と山崎賢人をはじめ、菜々緒、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗らが出演。BLを好む隠れ腐女子である26歳OLの桃瀬成海(高畑さん)と、重度のゲームヲタクで成海の幼なじみの二藤宏嵩(山崎さん)が再会、2人は交際を始めるのだがヲタク2人の恋愛には数々の試練や困難が待ち受けていた――というストーリー。映画『ヲタクに恋は難しい』は絶賛全国公開中。「メレンゲの気持ち」は2月8日(土)12時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年02月07日