波瑠&成田凌、初共演でW主演! 遊川和彦監督作で10代から50代まで演じる
波瑠さん演じる弥生が、30年で積み重ねた、意志の強さ、
爽やかさ、聡明さが、観ている僕たちの心に熱く訴えかけてくる、そんな良い表情で演じてくれています。
成田さん演じる太郎は、生きていく上での苦悩や
自分に対しての怒りを抱えつつも、明るく常に変わらないで
いようとする心境を丁寧に演じてくれて、その細かい表現が
作品にとても深みを与えています。
三月は、1年毎に桜が咲き、そして散っていく。
まるで人生のような、ドラマチックな季節です。
人生は基本的には辛くて、堪えないといけないものです。
変わっていくものもあり、どう変わらないでいられるか。
その答えに悩んでいる人たちを肯定してあげられる映画になれば嬉しいです。
○波瑠 コメント
実はオファーを受けるかどうか迷っていました。
脚本はとても読み応えもあり面白かったのですが、
私がこの作品を背負える自信がありませんでした。そんな迷いのなかで遊川さんにお会いした際、
監督の熱い想いに心を動かされ、私は弥生を演じることを決めました。
成田さんは柔らかい雰囲気を持った男性でした。
とても人懐っこく、憎めない愛嬌のあるサンタ(太郎)に合っていたように思います。