2019年10月31日 10:00
古川毅、横浜流星の前で11回連続NG…初演技の挫折から到達した『3年A組』
自分の奥底にある「過信」のようなものが、自分を強くしてくれているような気がします。
――11回連続のNGで出鼻をくじかれて、なぜ乗り越えられたと思いますか?
もう、やるしかない(笑)。時間はどんどん進むので、その中でその時の全力を尽くすしかない。その時は狭い視野でしか物事を捉えられなかったと思いますが、分からないことだらけの中でも、とにかく全力を尽くすしかないのかなと。今の全力とはもちろん比例しませんが、常に実力を更新できるような自分でありたいです。
○■『3年A組』共演者に救われた一言
――そんな中で巡ってきたのが、話題のドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』。
そうですね。「学園ドラマは一生モノ」と聞いたことがあったんですが、まさにそれを実感しました。
僕の高校生活で何かに全力で没頭することもなければ、周りに対して全力でリスペクトするような自分を実感できなかった。だから、『3A』は僕にとっては「学校」。でも、そこでも挫折を味わいました。
――どのような挫折?
周りの人のレベルが高すぎたんです。その空気感に飲まれすぎて、全然思うようにいかなかった。テスト(撮影)と全然違うようにしてしまって。