くらし情報『山田隆道の幸せになれる結婚 (12) 中学時代の同級生と結婚! 「純愛野郎」の真実とは?』

山田隆道の幸せになれる結婚 (12) 中学時代の同級生と結婚! 「純愛野郎」の真実とは?

という無性な心理状態にあり、中でも女性がもっとも喜ぶのは恋愛がらみの昔話である。

つまり、同窓会特有の空気が「昔好きだった話」を後押ししてくれるため、男性が少々大袈裟な作り話をしても、それが下ネタでなければ女性が引くことはない。

(縦笛を舐めていた、とかはダメだけど)女性の多くは、この手の昔話に心地良いノスタルジーを感じてくれるはずだ。

かくして、彼は同窓会で彼女の気持ちを盛り上げることに成功し、後日デートに結びつけたという。

ただの同窓会が、立派な”婚活”のきっかけとなったわけだ。

人間とは総じて「青春の思い出」という甘酸っぱいムードに弱く、それをなるべく美化したがる生き物である。

そんな心理を徹底的に刺激することで、最初はただのノスタルジーでしかなかった高揚感が、いつのまにか現在進行形のときめきに変わることもあるのだろう。”同窓会婚活”を成功させた彼の言葉は、すべての独身男性の参考になるはずだ。


なお、この「昔好きだったんだよ作戦」(勝手に命名)は同窓会だけに限らず、すべての異性との久々の再会に応用できる極意だと思う。

そう考えれば、かつての失恋相手はもちろん、片想いのまま終わってしまった異性の連絡先でも、削除せずに保存しておいたほうがいい。

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