【コブスくんのモテ男道!】虫刺され、シミ。皮膚科医に聞く。肌に跡を残さない方法とは
■虫刺されはできるだけ早くケアをする
――虫に刺された跡を残さない方法はあるのでしょうか。
はざの先生「まずはトラブルの回避です。虫刺されのひどい方は、肌の露出が少ない服装を心がけ、虫よけスプレーを携帯するといいでしょう。
虫よけスプレーは目、鼻、口から吸い込まないように注意し、露出している部分にだけスプレーします。顔や首につける場合は、一度手のひらにとって塗ってください」
――それでも刺されてしまったら、どうすればいいのでしょう?
はざの先生「どの虫に刺された場合でもそうなのですが、早く対応すると、比較的跡が残りません。
一例ですが、先日、山へ行って蚊に刺され、ひどく腫れたために診察を受けた方がいました。
やぶ蚊に刺されて足が腫れていましたが、刺された翌日だったので、ステロイド剤の入ったテープを処方しただけで、2~3日できれいに治りました。
もし、数日放置していたら二次感染を起こす確率が高く、熱が出るなど体調不良も現れて、皮膚はさらにひどい状態になって、跡は残っていたでしょう。
この段階になると、抗生物質で治療しなければなりませんから、皮膚科を訪れてください。こういう患者さんはとても多いのですよ。