2012年8月4日 15:50
【エンタメCOBS】ビジネスを有利に戦う、使える確率いろいろ
前の人たちよりイマイチなら次へ。
3.6人目、7人目では、それまでの中で2位以内であればおつき合いする。そうでなければ次へ。
4.8人目では、それまでの中で3位以内であればおつき合いする。そうでなければ次へ。
5.9人目では、それまでの中で5位以内であればおつき合いする。そうでなければ次へ。
このようにすれば、平均的に10人中3位以内の人とはおつき合いできるというものです。
なおシミュレーションによる計算では、3位以内の人を選ぶ確率は約80%です」
――多くの候補をじっくり比較できず、すぐに返事をしないといけない状況で使えそうですね。最初の候補がナンバーワンだったらもったいないですけど……。
「もちろんナンバーワンを逃すリスクもあるのですが、平均以下に当たってしまうリスクは回避しやすくなるということです」
■カンを信じずデータを取り、正しい情報を読み取る
「確率・統計を利用する場合、思い込みではなくデータを見るということが大切です。最初にマーケティングの話をしましたが、季節による商品展開などで、思い込みが間違っているケースがあります。
コンビニなどの暑い時期の商品、例えば冷やし中華などは、実は8月ではなく5月に一番売れているというデータがあります。