主役のマーロン・ブランドが言うことを聞かないので全然撮影が進まず。コッポラは脚本を毎日書き直しつつ撮影。ついに倒れます。
結局1,200万ドルの予算で始まった企画なのに3,100万ドルもかかりました。
コケたら映画会社もコッポラも破産でおしまい!でした。ところが映画の神様はコッポラを見放しませんでした。死にそうになりながらコッポラが撮ったフィルムには、物語はよくわからないながらも異様な迫力が宿っており、興行成績は世界的な大ヒット!
とにかくヒドイ目に遭う映画というのは一定のパターンがあるようです。
●脚本もできてないのに撮影を始める
●とにかく大規模なセットを建てる
●しかもそのセットを何度も建てる
●かつそのセットにはあまり意味がない
●主役の俳優(女優)がビッグ
●しかも言うことをきかない
●監督に妙な自信がある
●しかもその自信がおかしい
最近ではCG技術が発達し、大規模セットを建てるなんてことはあまりありません。
すごい予算をかけた映画がなくってちょっと残念ですね(笑)。
(谷門太@dcp)