2017年1月20日 19:05
「女の敵は女」じゃない!? ジェーン・スーが映画『マギース・プラン幸せのあとしまつ』を語る!
と聞かれたら何て答えようと考え、「大人が正直になるのってすごい難しくてみっともないけど、いいことだなっていうのがわかる話」と結論づけたそうです。
大人になると、どうしても建て前論が強固になり、本音は後回しになりがちですが、この作品の登場人物たちは「自分に正直でいたい」と願い、実際に正直であろうとします。
「いろいろなことに辻褄が合わないのを我慢するのが大人」であり、もし常に正直でい続けようといしたら、私たちは今、手にしているものを全て失ってしまうかもしれません。
それでも、建て前ばかりで生きていたら息苦しくなってしまうし、心も失ってしまう…。
そんなギリギリのところで生きているはずの大人たちが、正直に本音を語る。そのことが「この映画を面白くしてる大きな要因の一つ」とジェーンさんは語ります。
正直であるのは「大人にとって難しいタスク」ですが、自分らしさを保つためには大切なこと。
みなさんもこの作品を通して、「自分に正直でいる」ってどういうことか、「自分らしい生き方」とは何かを改めて考えてみてはいかがでしょうか。
【STORY】
NYの大学で働くマギーは、文化人類学者・ジョンと出会い、恋に落ちる。