大人の趣味としての「観劇」。おすすめ公演からマナーまで【新世界を嗜む】
よい舞台に観客がのれば、舞台上はもっとノリに乗ったパフォーマンスを観客席へ届けてくれるというプラスの循環が生じることもある。そういった化学反応も生の舞台の醍醐味のひとつ、ぜひ楽しんでみては。
これだけは覚えておきたい観劇マナー
マナーは誰もが気持ちよく観劇するための心配り
舞台に集中するには周りの環境も大事だ。
舞台に集中して思う存分堪能することは、役者やスタッフ陣への最大の敬意の表し方であると思うし、マナーを守ること、ちょっとした気遣いをすることで、周りの人々の集中力を妨げるようなトラブルもなくなる。
特に集中力をそぎやすい、視覚・聴覚・臭覚の3つの感覚に気をつけてほしい。
「視覚」でいえば、
・背中は座席に付けたままにする (前のめりになると後ろの席の人の視界が狭くなる)
・帽子をかぶったままの観劇、上の方でつくるお団子頭で来場するのはNG。後ろの人の視界の障害にならないようにする
・上演中に光の出るものを操作しない
「聴覚」でいえば
・上演中は話さない
・上演中にビニール袋をガサガサしたり、パンフレットを音を立ててめくったりしない
・携帯電話の電源は切っておく
「臭覚」でいえば
・香水の香りがきつすぎないか
・臭いの出る食べ物等を持ち込んでいないか
などである。