79歳・日本のパリジェンヌがボン・シックなおしゃれを語る【積読を崩す夜 #8】
日本での仕事は順調そのもの。しかし、自分の力を試してみたいという希望を持って28歳のときに、単身パリへと向かいます。
英語、フランス語の勉強をしながら、ファッションデザインの仕事につながり、そしてディオールのアシスタントデザイナーに。加えて日本の雑誌のスタイリングや、テレビ番組のルポなど、幅広く活躍するようになります。
そんな著者は、世界中のいろいろな街を訪れた中で、美しい街といえば、やはりパリであるといいます。街の景観そのものもシックであると同時に、住む人の美意識を育てるような街のあり方にポイントがあるようです。
日本の街中はパリほどには鏡がないのかもしれません。しかし、ショーウィンドウに映る自分の姿や、ちょっとした鏡を意識して探せば、パリジェンヌの美に対する意気込みを真似することができそうです。
正面から見た自分の姿だけではなく、街中に映る自分の姿をこまめにチェックして、パリ的・美の感性を磨きたいものですね。
■アクセサリーのつけ方で体型もイメージも変わって見える
まず、コサージュやブローチを着ける位置。鏡を見ながら「ここだ!」と思ったところから5センチほど上、鎖骨の上ぐらいでしょうか。