79歳・日本のパリジェンヌがボン・シックなおしゃれを語る【積読を崩す夜 #8】
■老いが出やすいパーツの手入れを怠らない
手は年齢を如実に映し出す場所ですよね。私はまず日焼けをしないように気を付けています。それから、朝夕の顔につけるクリームを手にもお裾分け。顔にクリームをつけるとき、私は左手の甲に乗せてから顔に伸ばしますが、このとき残ったクリームを左手の甲と右手の甲をこすり合わせて、両手首まで伸ばすのです。たったこれだけのことですが、習慣化すればかなり差が出ますよ。(132ページより引用)
著者は、姿勢、ヘアスタイル、爪などの手元に老いが出やすいといいます。
毎朝、自己流のストレッチで体をほぐし、髪の毛のカラーリングとツヤのお手入れは欠かさないのだとか。
爪については、お茶を出す、物を手渡す、口元に手を当てるなど、他人からよく見られやすいパーツです。
著者は、短めに切った爪にピンクベージュのマニキュアをこまめに塗り替えているといいます。そして手。何かと酷使する手は、どのようにお手入れすることがベストなのか、本当に悩ましいところです。
顔につけるクリームや化粧水を、ついでに手の甲につけるくらいなら、日常的に継続できそうな気がしますね。
効果的にポイントの部分をしっかりケアすることで、パリのマダム流・美しさをキープできるのではないでしょうか。