くらし情報『「逃げたら負けだから、立ち上がる」プロレスラー・野村直矢に見る心の強さ』

2017年10月16日 12:00

「逃げたら負けだから、立ち上がる」プロレスラー・野村直矢に見る心の強さ

毎回つぶれていた記憶があります。ただ、僕ができるようになるまで、先輩たちが見てくれたのが大きくて、おかげでできることが少しずつ増えていきました。

とくにマット運動はとても苦手で、倒立もろくにできないほどだったんですが、練習を続けるうちにできるようになって。練習をすればするほど、できることが多くなっていて、嬉しかったですね。

――デビューは入門から約半年。とても順調な滑り出しに見えます。

正確に言うと、デビューさせていただいた、という感じです(笑)。金沢大会開催(2014年3月30日)に向けて、なんとか間に合わせようと、先輩たちにも力を貸していただき、なんとかデビューしました。
――初めてリングに上がって、地元のお客様の前で戦ったその日のことを覚えていますか。

デビュー戦の内容はさっぱり覚えていません。ただ、めちゃくちゃ緊張したのは確かです。今でも試合前は緊張しますが、「絶対に勝ってやる」という思いが、気持ちの大部分を占めています。

デビュー戦のときは、ただ緊張して「どうしよう……どうしよう……」という思いであふれていましたが(笑)。とりあえず、思いっきり戦おう、という気持ちはありましたね。

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