くらし情報『『監獄のお姫さま』第4話あらすじ - 監獄にいる女たち、それぞれの理由』

『監獄のお姫さま』第4話あらすじ - 監獄にいる女たち、それぞれの理由

さらにはすべて罪を認めて、形だけと言われて離婚も。

千夏は吾郎に話して聞かせる形で子どもの頃を回顧する。小さな会社の社長だった父親は蒸発、母親は莫大な借金を抱え、子ども3人を育てた。とにかく金!金がないと心も体も腐る、と学んだ、と話す。

しかし、千夏は父親を会社の役員にしていた。借金も返していた。なのに父は週刊誌にも千夏のことを売って小銭を稼ぐ始末。もし、タイムマシンがあったら、自分が生まれる世界に行きたい、両親が会わないように絶対に邪魔をしてやる、と。


セリフのリズムがとても良く(途中、カヨが長谷川に「(電話)したわよ出なさいよなにしてたのよセックス!?」というのが何とも小気味の良いリズムだった)、ドラマがポップな雰囲気だから、忘れてしまいそうになるけど、人生って大変だ。でも、大変なのはひとりじゃない。

しのぶは合コンに行く、カヨはせっかく息子が会いに来てくれたのに、面会が1回しか許されないがために結局会えずじまい。千夏はしのぶの話を聞いて「あんたって本当にお姫さまだよね」とつぶやく。作中、千夏が言う。「自分の人生以外は喜劇よ、ピエロよ、女ピエロ劇場よ」。

たぶん娑婆でも同じことが言えるんだけれど、獄中内はよりドラマチックなので劇場化する。

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