『監獄のお姫さま』第9話あらすじ - 「誘拐」の一部始終が見えてきた
しのぶのもとに面会にやってきた吾郎の言葉は本音なのか、わざとなのかわからないけれど、現代において聞くとなんともえげつないセリフである。
女性たちの前では紳士的で男前だった吾郎の表情が、情けないくらいに歪んでいくのがなんともリアル。
おばさんたちの犯罪は不完全犯罪だけれど、吾郎は自分の犯罪は完全犯罪だと疑っていないようにも見える。絶対の自信があったのに、それが破られていくのはやはり不安なものなのだろう。
吾郎はほぼ罪を認めたようなものだけれど、証拠がないと言う。
一方でのぶりんこと長谷川(塚本高史)が何かに気がついたのか、爆笑ヨーグルト事件が起こった沖縄に行く、と言い出す。何か証拠を見つけるのか。
作中では吾郎の妻・晴海(乙葉)もいる状態でプレ裁判が行われている。
ふたばが裁判開始前に「容疑者確保から6時間42分です」と時計を見ながら言う。
吾郎は「なんだ、2~3カ月経ったような気がするよ」と答える。10月17日の第1話放送からもうすぐ3カ月。ついに来週、決着だ。
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■『監獄のお姫さま』作品概要
女子刑務所の中で生きる、罪を犯した5人の女たち、罪を憎むひとりの女性刑務官――女たちによる群像劇。