『隣の家族は青く見える』2話。ラブラブ夫婦でも不妊治療には男女の意識の差が歴然!
深田恭子、松山ケンイチ主演の木曜ドラマ『隣の家族は青く見える』。
深田、松山の夫婦をはじめとした、コーポラティブハウスに集う4つの世帯のそれぞれの悩みや価値観の相違を描く。
まっすぐなストーリーがあるわけではなく、深田、松山の夫婦の不妊治療を中心に、それぞれのお話がクロスする群像劇だ。だから気軽に見られる反面、ネットやSNSでの議論をそのまま聞かされている気分にもなる。
■「他人の生活に踏み込むなっつーの」
まず、明らかになっている4つのカップル(家族)がそれぞれ抱えている問題(秘密)を整理してみよう。
五十嵐奈々(深田恭子)と五十嵐大器(松山ケンイチ)はラブラブ(死語)の夫婦だが、子どもができないため、不妊治療を開始したばかり。
川村亮司(平山浩行)と杉崎ちひろ(高橋メアリージュン)は入籍していないカップル。
ちひろは子ども嫌いを公言している(でも、結婚はしたい)。
一方、亮司はちひろに内緒で前妻との子・亮太(和田庵)に会いに行っている。
広瀬渉(眞島秀和)と青木朔(北村匠海)は男性同士のカップル。
渉は自分がゲイだということをひた隠しにしており、奔放な朔に頭を痛めている。
小宮山真一郎(野間口徹)