くらし情報『バカボンのパパに学ぶ「これでいいのだ!」セラピー』

バカボンのパパに学ぶ「これでいいのだ!」セラピー

とは、赤塚不二夫さんの『天才バカボン』に登場する言葉です。主人公のバカボンのパパの口癖であり、決め台詞でした。

本当は「でも」とか「だって」と考えたかった。自分以外に責任を負わせたい気持ちもありました。それをやめたのは「否定から入って失敗したのは未熟だったから。これからは肯定から入る大人になるしかない」と腹をくくったからだと思います。

アラフィフ男性の私には、DRESSの女性読者の方々の悩みはよく分からないところもあるのですが、たとえば仕事がうまくいかなくて上司に叱られたときには、私のようにバカボンのパパになりすまして、こうつぶやいてみてはどうでしょうか。

「わしの実力が足らなかったのだ。
すみずみまで見渡す余裕がなくなって、ミスが発生してしまったのだ。でも、経験不足の中で無理にやらされた面もあるから、上司だって悪いところはあるのだ。次はもうちょっとうまくやるのだ。これでいいのだ」

コツは、主語を「わし」にして、語尾を「のだ」にすること。そして最初か最後に「これでいいのだ」をつけるのです。そうすることで状況を客観視することができますし、悩みと対峙していてもどこかユーモアやおかしみが生まれてきて、気持ちが楽になるでしょう。

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