映画『マックイーン:モードの反逆児』感想。無一文からトップデザイナーへ駆け上がったアレキサンダー・マックイーンの激動の人生!
こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。
春夏のファッションが気になる今日この頃。
【シネマの時間】第61回は、デヴィット・ボウイやレディー・ガガといったアーティストをはじめ、キャサリン妃にも愛されたファッションデザイナー アレキサンダー・マックイーン の生涯に迫ったドキュメンタリー映画『マックイーン:モードの反逆児』をご紹介します。
前衛的なデザインと独自の美学、そして確かな技術に裏打ちされた創造力から生み出される数々のコレクションで、世界を魅了したアレキサンダー・マックイーン!
ロンドンの労働者階級出身のマックイーンは、日々の食費にも困っていたような23歳のとき、失業保険を資金にファッションデザイナーとしてデビューしました。
その後、次々と開いたセンセーショナルなショーは、大絶賛とバッシングで賛否両論でしたが、彼の名はたちまち世に広まります。
そして1996年、弱冠27歳という若さで、名門メゾン「ジバンシィ(GIVENCHY)」のデザイナーに抜擢。
一方、自身のブランドのショーはますます過激になり、「モードの反逆児」とも呼ばれますが、デヴィッド・ボウイやレディー・ガガの衣装デザイン、ビョークのミュージックビデオの監督、プーマやティム・バートンとのコラボレーションなど次々に素晴らしい仕事を手がけ、活躍しました。