大切な器を直して、長く使う「金継ぎ」とは? ~「金継ぎ部」体験レポート!<後篇>


堀道広さんはもともと漆職人。4年ほど前に要望があり「金継ぎ部」を始めました。震災で食器が割れたことをきっかけに、参加する人が増えてきたのだといいます。

「金継ぎの魅力は、直してもう一度使えること、金継ぎをすることで新たな景色を楽しめることだと思います。器の雰囲気に合わせて、器を引き立てるのが楽しいですね。純粋な漆を使っているので食事でも安心して使えます」
大切な器を直して、長く使う「金継ぎ」とは? ~「金継ぎ部」体験レポート!<後篇>

金継ぎは、ガラス以外のものなら、鍋や木のお椀など、何でも修復できるのも魅力。1回の教室は6、7人と少数で、一人一人丁寧に教えてくれます。

「市販の金継ぎキットを買ったのですが、家で1人では全然分からなかったので教室に参加しました。
乾かすのに時間がかかるので、月1回のペースで教室に通うと集中できるし、漆や金属の扱い、汚れも気にせずにできるのもうれしいです」という参加者の声も。

漆で継いだ器は、新たな模様が入り、自分が手をかけたことでより一層大切なものになりました。出来はあまり良くありませんが、飾って眺めたくなるほど気に入っています。
大切な器を直して、長く使う「金継ぎ」とは? ~「金継ぎ部」体験レポート!<後篇>

割れてしまっても直して使えると思うと、豊かな気持ちになれるのも金継ぎの良いところ。また割れた器がたまったら参加して、今度は金を使ったものに挑戦してみたいと思いました。

堀道広 金継ぎ部http://michihiro.holy.jp/kintsugibu.htm

すべて見学無料。各教室にお問い合わせください。

「西麻布金継ぎ部」場所:R

東京都港区西麻布2-16-5

日時:毎月第2、第4水曜日 19:00〜21:00

http://merge.co.jp/R/?news

「くらすこと金継ぎ部」場所:くらすこと

東京都杉並区高井戸西1-18-8 2F

日時:毎月第1、第3水曜日 13:00〜15:00

http://www.kurasukoto.com/workshop/

「葉山金継ぎ部」場所:ARAHABAKi

神奈川県三浦郡葉山町堀内1508-3

日時:毎月第4土曜日 10:30〜12:30、14:00〜16:00

http://arahabaki.jp/new/hayama_kintsugibu/

「阿佐ヶ谷金継ぎ部」場所:よるのひるね

東京都杉並区阿佐谷北2-13-4

日時:毎月第3土曜日 14:00〜16:00

http://yoruhiru.com

取材/赤木真弓
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