心と体のコンディションを調える、自分に合った「セルフケア」を見つける方法
その2.
自分にあった “ご真言” を見つけ、唱えてみる“ご真言”というと何となく怪しい? 古臭い? と感じる人も多いことでしょう。実際、私もそう感じておりましたし、今でも基本的には
“いいとこどり”で自分にあったものしか、日常には取り入れていません。
ただ、古くから伝わる
言葉や
慣わしに対する興味関心が深くなり、古都へ足を運ぶ機会があるときは、以前と比べて神社仏閣、仏像などの意味を捉え、ご真言を唱えながら拝むなど、だいぶ楽しみ方が変わってきました。そして、
学ぼうとする意欲も出てきたことは、
新しい自分に出会えたひとつのきっかけにもなりました。
私には“観音さま”のご真言があっているかな、と思っております。それは、以前にとても不快な出来事が起こったとき、不動明王さまのご真言を唱えていると、わたしの師匠が「小高にはちょっとエネルギーが強すぎるかも。観音(観世音菩薩)さまのご真言があっている」とひとこと。以来、観音さまのご真言を唱えるようにしています。
目を閉じ、瞑想をしながらご真言を唱えることもありますが、掃除をしてキレイになった部屋に、さらにいい気の流れをもたらすために唱えてみたり、移動中に外を眺めながら心の中でつぶやいてみたり。
しっかりと「やるぞ!」と気合を入れるよりも、日常の中で
スッキリしたい時に
自分のペースでやっています。皆さんも興味がありましたら、ご自身にあったご真言を探してみてはいかがでしょう。