ジェンダー平等は進まない⁉ マンパワーグループ「2024年 働く世界の展望 女性の仕事の現状と未来」を発表
◇スキルアップとリスキリングに力を入れましょう
スキルアップとは、従業員が現在従事している仕事に役立つスキルを習得することに対し、リスキリングは、これまでとは異なる新たな仕事のためにトレーニングを行うことです。職場には毎年新しいテクノロジーが入ってきますが、社内にテクノロジー・トレーニング・アカデミーを設ければ、すべての従業員(特に女性)が必要に応じてスキルアップするための時間とリソースを確保することが可能となります。
◇福利厚生に柔軟性を持たせましょう
従業員のオフィス勤務復活に力を入れたり、介護やメンタルヘルスをサポートする福利厚生を縮小したりする企業が増えていますが、柔軟性に欠ける勤務体制や勤務時間が、女性にマイナスに働くことを経営陣は忘れてはなりません。新しい施策の立案や福利厚生の検討にあたっては、アンケート調査を行うなど、従業員を議論に参加させた上で、最適な施策を見つけ出すようにしましょう。
■調査概要
調査時期:2024年1月2日〜1月31日
調査機関:自社調査
調査対象:世界42ヶ国・地域の公的機関・民間企業
有効回答数:40,385
調査方法:マンパワーグループWEBアンケートによる調査
(エボル)
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