ジェンダー平等は進まない⁉ マンパワーグループ「2024年 働く世界の展望 女性の仕事の現状と未来」を発表
データによれば、従業員のフィードバックやディスカッションを通じて柔軟な働き方のルールを共同で作り上げるという施策も非常に有効であることがわかりますが、地域や業種によって、取り組みに差があることが明らかになりました。
例えば、中南米では48%が効果的な施策を打ち出しているのに対し、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域では、その割合は36%にとどまっています。
柔軟な働き方をめぐる意見交換の実施については、業種間で特に大きな隔たりが見られました。効果的な施策を実施している割合が最も高い業種は「情報技術(IT)」(44%)で、最も低いのは「エネルギー/公益事業」(32%)でした。
■21世紀の労働市場を担う貴重な人材「女性」の活躍を推進するために
ベビーブーム世代が本格的に退職を迎える中、多様な人材を惹きつけ定着させることは、もはや企業にとって特別な取り組みではなく、今後は必須課題となるでしょう。女性は、これからの職場で、ますます重要な役割を果たすようになります。
そのような中で、女性の能力を十分に生かせる雇用主は、さまざまな面で競争優位に立つことができます。
◇DEIB推進部門に十分なサポートをしましょう
DEIB目標を設定したら、会社の事業運営に落とし込むことが必要です。