モラハラ・不倫・托卵。感情の整理が追いつかない衝撃エピソードの玉手箱【わたしの宝物#第1話】
※このコラムは『わたしの宝物』1話までのネタバレを含んでいます。
■世間から見れば幸せ。その実態は……
神崎美羽(松本若菜)は商社マンの夫・宏樹(田中圭)を持つ専業主婦。イケメンエリートで稼ぎのいい旦那を持ち、都内の広い家に住む専業主婦とあらば、世間から見れば幸せで何不自由ない生活。
しかし、蓋を開ければその夫婦関係はあまりにも歪。宏樹はこの世のモラハラを全てかき集めてろ過し、作り上げたような、濃縮還元10000%の絵に描いたモラハラフルコース夫なのです。
■これでもかと降り注ぐ田中圭のモラハララッシュ
宏樹は突然夜中に部下を大量に引き連れ帰宅。これだけでも嫁ブチギレ案件ですが、客人をもてなすために着替えて急遽料理を準備し、文句一つ言わず笑顔で迎え入れた美羽に対し、宏樹は感謝の言葉一つなく、部下の名前を美羽が間違えて呼んでしまったことをただ責めるのみ。
会社の書類を机に忘れれば、「何時に(会社)来れる?」と、美羽の都合などフル無視で、持って来るのが当然のように嫁をバイク便扱い。服装ひとつにもうるさい宏樹を想定して、わざわざ着替えてまで向かったのに、書類はすでに部下に作り直させていて不要な上に、「遅いんだよ。