2019年12月24日 18:00
“世界へ羽ばたくZ世代”、EMMA WAHLIN:音色が映す新時代vol.5【interview】
私は興味を持った物事に関して、どんどん追求したくなる性格なんです。
学校には音楽以外の分野を学ぶ方も多く在籍していて、自分のファッション・ブランドを立ち上げようとしている方だったり、映像制作を学んでいる方だったり。そういう方と友達になったりすることで、とても刺激を受けています。
――音楽面でも、競い合う仲間に恵まれていそうですね。
はい。私は自分よりもスキルのある人、上手い人を見ると、「自分ももっと頑張らないと」って燃えるタイプなので、自然とそういう人たちの近くにいるようになるんです。近くでレッスンとかを見て、お手本にしたりしています。
――日本にも長く住んでいたそうですが、日本と現在拠点としているアメリカ・LAでは、音楽やアートの捉え方が大きく異るのではないでしょうか。
そうですね。アートの捉え方、考え方が全然違うなと思います。アメリカの方はスケールが大きいというか、大胆。それに比べて、日本は細かいというか、繊細な傾向が多いですよね。どちらもおもしろいなって思います。アメリカでも日本の音楽やアートに興味を持っている方はたくさんいて。私はどちらの環境も経験してきているので、その中間の表現を目指せればなって考えています。