くらし情報『【『最愛』感想 9話】愛情をふりほどき真実に向き合うとき・ネタバレあり』

2021年12月15日 11:23

【『最愛』感想 9話】愛情をふりほどき真実に向き合うとき・ネタバレあり

がビルの屋上で再会を果たす場面。

5話目は白川の大学寮で父親の達雄が残した動画が流れる中、梨央と優、そして大輝が慟哭する場面。

6話目は優の殺人の容疑が晴れ、もう互いに会わないと梨央と大輝が決心した時の抱擁。

7話目は優の機転で会わないと決めていた梨央と大輝の2人が再会する場面。

8話目は逃げた後藤(及川光博)を追って辿り着いた別荘で加瀬が梨央への想いを語る場面。

そして9話目は母親の梓(薬師丸ひろ子)が会社の不祥事を全て1人で被り、娘の梨央を庇って記者会見を行う場面。

いずれも、それぞれの人物がそれぞれの方法や言葉で、梨央に愛情のベクトルを示す場面である。

【『最愛』感想 9話】愛情をふりほどき真実に向き合うとき・ネタバレあり

中でも、5話の父親の達雄が渡辺康介(朝井大智)殺しと死体遺棄は自分1人で行ったと動画で語りかける場面と、9話で真田梓が会社の寄付金詐欺は自分1人の責任であると画面越しに語りかける場面は対になっており興味深い。


画面越しの嘘と隠蔽が愛情表現で、とりわけ梓はそのような形でなければ娘の梨央に愛情を贈れない不器用な母親である。

【『最愛』感想 9話】愛情をふりほどき真実に向き合うとき・ネタバレあり

今回、富山県警で刑事をしている藤井隼人(岡山天音)と梓が会っている場面が描かれた。本来なら接点のない2人である。

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