くらし情報『【『ファーストペンギン!』感想 最終回】それでも最初に飛び込むんだ!・ネタバレあり』

【『ファーストペンギン!』感想 最終回】それでも最初に飛び込むんだ!・ネタバレあり

の紹介を通じてとある民間会社から支援を受ける。

しかしその会社は外国企業で、経済を通じて浜の実質的な侵略行為を目論んでいることが判明する。

最終回、浜の面々はすんでのところで外国企業を追い返したものの、それは執拗に和佳とさんし船団丸を追い詰めてきた地元の保守政治家・辰海(泉谷しげる)の力あってのことだった。

【『ファーストペンギン!』感想 最終回】それでも最初に飛び込むんだ!・ネタバレあり

本意ではなくとも、あわやのところで浜を売り渡す寸前だった和佳は、責任を厳しく問われることになってしまう。

直販事業をやめるように迫られた和佳は、自分が浜を去ることと引き換えに直販事業を続けられる約束を取り付け、浜の未来を漁師たちに託して浜を後にする。

そして10年後、成長した和佳の息子の進(城桧吏)が、片岡を訪ねて懐かしい汐ヶ崎にやってくるのだった。人口が減少し続けて縮んでいくこの国で、生産者と消費者ともに利益ある新しい流通を構築したい主人公たちも、衰退を待つ体制を潰す為に外国と結託して何が悪いかと問う元官僚も、古くあるものには理由があるのだと大衆には見えづらい大局観と体制の意義を厳しく問う老練の政治家も、それぞれの理由があって非常に見ごたえある最終話だった。


【『ファーストペンギン!』感想 最終回】それでも最初に飛び込むんだ!・ネタバレあり

今あるこの社会は、自然の生態系と同じように、様々な事柄が絡み合って回っている。

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