2024年1月30日 10:30
メーカーの創業者「効率悪くない?」 『とんかつの作業工程』から生まれたのは、あの人気調味料!
家庭でよく使う調味料の1つに、塩コショウがあります。
一度に塩とコショウ、2つの調味料が加えられる便利な商品ですが、そもそもどのような経緯で誕生したのかを知っていますか。
また、塩とコショウの比率は、どちらのほうが多いのかも気になるところ。
そこで、日本で初めて塩とコショウをブレンドした複合調味料を生み出した、株式会社ダイショー(以下、ダイショー)に取材しました。
塩とコショウ以外の調味料もブレンド
ダイショーといえば、『味・塩こしょう』が有名。この『味・塩こしょう』は、1968年に発売された、日本初の塩とコショウをブレンドした複合調味料です。
パッケージの原材料に『食塩(国内製造)、こしょう、コーングリッツ、上新粉、馬鈴薯でん粉、酵母エキス/調味料(アミノ酸等)』と記載されているように、実は塩とコショウだけでなく、ほかの調味料もバランスよく配合されています。
※写真はイメージ
便利な『味・塩こしょう』ですが、そもそもどのような経緯で誕生したのでしょうか。
ダイショーによると、創業者の金澤俊輔氏がトンカツを作る工程を見て、「塩とコショウを別々に振りかけるのは効率が悪い」