くらし情報『カレーのとろみ、ひと晩でなくなるのはなぜ? 企業の回答に「そうだったのか」「納得」』

2023年12月13日 09:32

カレーのとろみ、ひと晩でなくなるのはなぜ? 企業の回答に「そうだったのか」「納得」

目次

・とろみがなくなる理由は「でんぷんの分解」
・とろみを復活させたい時は…
※写真はイメージ

カレーがごはんにしっかりと絡まるのは、とろみがあるからです。適度なとろみは、カレーをおいしくするためのポイントといえるでしょう。

作ってすぐの時にはきちんととろみが付いていたはずが、「ひと晩経ってみたらとろみがなくなっていた」という経験はありませんか。なぜこのような事態になるのか、カレールーを始め、さまざまな食品を扱うハウス食品の回答を紹介します。

とろみがなくなる理由は「でんぷんの分解」

ひと晩寝かせたカレーのとろみがなくなってしまうのは、とろみのもとになるでんぷんが、アミラーゼという酵素によって分解されてしまうからです。

カレー内にアミラーゼが入ると、少しずつ反応が進んでいきます。調理直後は異変がないように思えても、反応そのものは止まりません。翌朝になる頃には、カレー全体のとろみが失われてしまうという仕組みです。


では、どのような理由でカレーの中にアミラーゼという酵素が入ってしまうのでしょうか。アミラーゼは、ハチミツや唾液に含まれています。具体的には、以下のような状況が考えられるでしょう。

・隠し味にハチミツを入れ、十分に加熱しなかった。

・味見したおたまやスプーンを、そのまま鍋に戻した。

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