手軽でおいしい! キッコーマンおすすめの油揚げレシピとは?
きつねうどんやいなり寿司など、和食でよく登場する油揚げ。
おひたしに入れたり、みそ汁の具にしたりと名脇役でもありながら、安くて栄養価が高い食品です。
油揚げはおいしくて身体にいい食品
油揚げの歴史は古く、その誕生は室町時代にまでさかのぼるといわれています。
油揚げは豆腐を薄く切って油で揚げており、まずは低温で揚げて、次に高温で再度揚げます。場合によっては三度揚げることもあるのだとか。
いわゆる『なまぐさもの』を食べられない僧侶のために、肉の代用食品として寺院で考案されたそうです。
大豆でできた豆腐を材料としているので、良質なタンパク質を含み、油で揚げるのでカロリーが高くなります。
昔の人にとって油揚げは、栄養価の高い、タンパク質を豊富に含んだ食品だったわけです。
かつては高級品だった油揚げ
油揚げが庶民にも普及したのは、油が安価になった江戸時代中期以降といわれます。それまでは油が高価だったので、油揚げも高級品だったそうです。
油揚げは淡白な味ですが、汁を含ませるとその食感と相まってぐんとおいしくなります。
また、薄揚げといわれることがあるとおり、厚みがないので切って開き、その中に具を詰めるという工夫もされました。