「○○さんは、退職されました」 同僚が、突然職場に来なくなって…?
という声も。
弁護士がいない民間企業が運営している場合、法的な交渉などの非弁行為はできません。違法行為を行なう悪徳業者も存在するため、利用する際のリスクは確かに考えるべきですね。
退職代行サービスは『使わないのが理想』
どちらにせよ『退職代行サービス』の問題は、『自分の意志では辞められない会社が、世の中にはたくさんある』というところに行きつくのでしょう。
近年では、働き方改革の取り組みなどによって、職場環境の改善が進められている傾向はあるものの、まだまだ『ブラック企業』と呼ばれる会社は少なくありません。
従業員を軽んじるような会社がなければ、そもそも『退職代行サービス』は必要ないものといえるでしょう。
『退職代行サービス』を利用した人の中には、「本来なら自分で伝えるべきだと分かっている」という、もともと責任感が強い人も多いといいます。日々真面目に働いている人たちが尊重され、『退職代行サービス』が必要でなくなる社会が、理想といえるのかもしれません。
[文・構成/grape編集部]
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