2020年4月22日 15:45
「言葉が響いた」 称賛の声が相次ぐ明石市の緊急支援策とは
新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響で、緊急事態宣言が発令された2020年4月。
外出自粛が求められ、多くの店が休業となりました。
兵庫県明石市の泉房穂(いずみ・ふさほ)市長は、同月16日に記者会見で補正予算案について発表。
市民に寄り添った緊急支援策に、称賛の声が寄せられています。
明石市の3つの緊急支援策
明石市長は以下の3つの緊急支援を発表。
【3つの緊急支援策】
1.個人商店に、すぐに100万円。
来週中に、賃料2か月分を緊急支援。
2.ひとり親家庭に、さらに5万円。
5月分の児童扶養手当に上乗せ(約10万円支給)。
3.生活にお困りの方に、さらに10万円。
生活福祉金利用者への追加支援。
個人商店へ貸与は、「今月分の家賃も払えない」という声から、テナント料店舗の賃料の2か月分相当額を融資したいといいます。
泉市長は緊急支援策についてこのようにコメントしています。
形としては貸付けになりますが、1年間の据え置きをした上で、その後3年間をかけてということになりますので、まずはお手元に2か月分のテナント料をお渡しをし、すでに私もいろんな声を聞いておりますが、3月が滞納になって4月も滞納になったらどうなるかという声を本当に聞いておりますので、何とか今回の速やかなテナント料等の支援によりまして、3月分の滞納分と4月分をお支払いいただいた上で、その後おそらく国や県なども含めて様々な支援策も出てこようかと期待しておりますが、とりあえず当面をしのいでいただきたいという思いから、明石市としてはスピード感をもって来週中に家賃2か月分を緊急支援するというスキームであります。