マーガリンとバターの違いは何? 値段や風味で比べると… カロリーが高いのは意外にも
乳脂肪分が主原料のバターは、香りがよく、料理にコクを出すことが可能。一方のマーガリンは、植物性の油脂が主原料のため、サラッとした味わいになります。
バターの脂肪は牛乳の脂肪分だけですが、マーガリン類は植物性の脂肪からできていて、コーン油、大豆油、パーム油、なたね油、綿実油などの植物性の脂肪が使われます。これに乳や乳製品、ビタミンA、乳化剤、着色料を加えて作ります。原料によって固さや味の違った製品を作ることができます。
一般社団法人日本乳業協会ーより引用
マーガリンとバターの違い②:製造方法
マーガリンとバターでは、製造方法にも大きな違いがあります。
牛乳をかくはんし、乳脂肪をかためて作るバター。時間はかかるものの簡単に作れるので、ペットボトルに乳脂肪分の高いクリームを入れ、シェイクしてバターを作ったことがある人もいるでしょう。
マーガリンは、食用油脂に水などを混ぜ合わせて作られているようです。
バターは牛乳からクリームを分離して撹拌し、乳脂肪を凝集させて作ります。マーガリン類は食用油脂に水、食塩その他乳成分、ビタミンなどを加えて混合乳化し、冷やし固めて作ります。