マーガリンとバターの違いは何? 値段や風味で比べると… カロリーが高いのは意外にも
ただ、乳脂肪分を使っている分、バターのほうが総じて値段が高いようです。
トランス脂肪酸はどちらが多い?
健康番組などで、耳にすることがある『トランス脂肪酸』。脂質の構成成分である脂肪酸の1種です。
厚生労働省は、トランス脂肪酸を過剰摂取すると健康に害を及ぼす可能性が高いという、諸外国の研究結果を紹介しています。
平均的な日本人より多いトランス脂肪酸摂取量を基にした諸外国の研究結果によると、トランス脂肪酸の過剰摂取により、心筋梗塞などの冠動脈疾患が増加する可能性が高いとされています。また、肥満やアレルギー性疾患についても関連が認められていますが、糖尿病、がん、胆石、脳卒中、認知症などについての関連は分かっていません。
こうした研究結果は、トランス脂肪酸の摂取量が、平均的な日本人よりも相当程度多いケースの結果であり、平均的な日本人の摂取量においては、これらの疾患リスクとの関連は明らかではありません。
厚生労働省ーより引用
このトランス脂肪酸の含有量を見てみると、マーガリンとバターで違いがあります。
2012年の食品安全委員会の報告書では、100gあたりバターが約1.9g。