くらし情報『『警戒心』という鎧を纏う 命と財産を守り、旅を楽しむのは、訪問先の国に対するマナー』

『警戒心』という鎧を纏う 命と財産を守り、旅を楽しむのは、訪問先の国に対するマナー

バッグをしっかりと前に抱える。そして怖い顔で。全身、セキュリティー万全に。それでも相手の方が百戦錬磨ですから、一瞬の隙を狙ってきます。

大好きなアンティーク市も油断なりません。冬の旅であれば、バッグの上にコートを羽織る。人混みを歩くときも要注意です。

あるとき、マドリッドの銀座通りのような道を歩いていたとき、ショルダーバッグをツンツンと突いているような感じがあって、見てみると若い女の子がスカーフで手元を隠してバッグのファスナーを開けようとしていました。


思いきり肘鉄と睨みです。常に警戒心、緊張感を拭うことはできないのです。

『警戒心』という鎧を纏う 命と財産を守り、旅を楽しむのは、訪問先の国に対するマナー

パリではいつも小さなホテルに泊まります。外出から戻り、部屋でくつろいでいると、コンコン、コンコンとノックの音が。レセプションの男性でした。

「何?」と聞くと「開けてくれ、花を持ってきた」というのです。かなりしつこくて、怖くなりました。相手は合鍵を使えます。
夜中に襲われたらどうしよう。途端にいろいろなことを想像してしまい、怖くなりました。

すぐに違うホテルを予約し、その日のうちにホテルを移りました。もしかしたら過剰な反応だったかもしれませんが、自分が感じた怖さに正直に行動することが大切なのです。

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