くらし情報『さくらももこさん 治療法求め全国へ…友人語るがん模索の日々』

2018年9月4日 00:00

さくらももこさん 治療法求め全国へ…友人語るがん模索の日々

「まるちゃんのお父さんのヒロシさんも酒好きキャラとして描かれていますが、さくら先生ご本人もお酒が大好きな方でした。特に出身地の静岡県の日本酒がお好みで、ご自宅にはたくさんの銘柄がそろっていたのです」

“何事にも真摯で丁寧”というのが、さくらさん流だった。

「たとえばサインを描くのも、まるちゃんやコジコジなどキャラクターを入れて、1枚に20分とか30分とか、納得できるまで、丁寧に時間をかけるのです。『納得できないことはしたくない』というのは先生の性分だったと思います。だから乳がんという病気についても、ものすごく調べていらっしゃいました。『私は、いつ死んでもいいの』なんて冗談めかして言っていましたが、治療についても自分で責任を持たれたかったのでしょう」

さくらさんは、病院や医師についても丁寧なリサーチの後に選んでいたという。石井さんが続ける。

「治療法についても姿勢は同様で、切除手術は受けても、抗がん剤は使わないとご自分で決めていらしたのです。
その代わり、民間療法や自然療法でも良いものがあると聞けば、全国各地に飛んでいきました。四国での治療には私も何度か同行したこともあります。『バイオレゾナンス』というドイツ発祥の治療法です」

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