今季は2本…恋愛ドラマは共感時代にどう変化していくのか?
2010年10/98本(10.2%)
2011年12/100本(12.0%)
2012年9/109本(8.3%)
2013年9/109本(8.3%)
2014年15/108本(13.9%)
2015年14/97本(14.42%)
2016年17/87本(19.5%)
2017年17/78本(21.8%)
2018年12/73本(16.4%)
2019年6/55本(10.9%)
ちなみに2014年の変化のきっかけを考えると、2013年には『半沢直樹』や『あまちゃん』『ドクターX~外科医・大門未知子~(2期、平均視聴率は2期より20%台になっている)』といったブームにつながるドラマが多く放送されておりました。結果としてテレビドラマ自体が注目を集めたのも1つの要因としてあるでしょう。
また注目したいのは、2015~2017年にはドラマ自体の本数が減っているのに、恋愛ドラマが増えているという現象です。
実はこの3年間は“不倫黄金期”ともいえる3年です。2014年には上戸彩さん主演『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』が放送され、不倫ドラマの注目度が上がるきっかけになりました。そして2015年末にはタレント、ベッキーさんの不倫を発端とする、芸能界の不倫ブームがありました。